オンラインモード自体がカットされてしまったものの日本では先行発売されているPS3の[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=detail&catid=&kindid=&itemid=123-10034&kword=Motor]MotorStorm、海外版[/url]は1080p/60fpsサポートであるというSCEA幹部によるプレゼンテーションがあったので憶測を呼びましたが、残念ながら実際は国内同様720pの30fps表示であるようです。
海外ではまたまたミスリーディングとして盛り上がってしまっているようなのですが、ラインナップに余裕のある海外では2月の発売とはいえ既に日本では発売済みのタイトルですので、そもそも後から1080pで動かしたりするのはありえなかった気もします。
最近のHDTV解像度がいまいちピンとこない方に数字で説明しますと、今のPCの最低基準XGAが1024*728=約79万画素、日本でD4と呼ばれる720pが1280*720=約92万画素、一昔前のゲームで最大クラスのUXGAが1600*1200=192万画素、D5相当の1080pが約207万画素の解像度に当たります。
今世代の家庭用ゲーム機の困難な点ですが、PS2などになるといわゆるSD解像度VGAの640*480=約30万画素すら3Dゲームでは採用できない例が多かったので、いかに急激なジャンプかわかります。
今も昔も家庭用コンソールは長期的な製造コストの観点からメモリのチップ数に絶対的な制約があり、PS3にしてもXbox360にしてもGPU的にはミドルレンジクラスのビデオメモリ帯域しかありません(今となっては最新機種の4分の1?)。これで1080pというのはPCでいうUXGAよりさらに大きいピクセル数を相手にすることになるため、実際問題1080p対応タイトルの[url=http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=814]NBA '07[/url]にしてもリッジレーサー7にしても、今のところどうにも解像度だけ上げた一昔前のPCゲームっぽいというか、いまいち解像感以外の次世代らしいインパクトに乏しい平面的な絵作りになってしまうようです。[size=x-small](ソース: [url=http://www.1up.com/do/newsStory?cId=3156337]1UP[/url])[/size]
関連記事:海外レビューハイスコア『NBA ‘07』
関連記事:SIXAXISのエミー賞はソニーの誤報?受賞したのはDualShock!?