アメリカ陸軍は最近、次世代戦闘システム(FCS)なるテクノロジーや装備についての実弾演習を行ったそうです。写真のちょっと頼りないロボットは、なんとアンチスナイパー兵器"[b]Red Owl[/b]"というんだそうで、改造されたXboxコントローラーから制御されます。
どう考えても無駄に可愛いRed Owl君は、こちらが実際に稼働中のイメージみたい。写真だと秘密兵器と呼ぶには少々貧相な外見ですが、アメリカ陸軍の発表によると将来実戦に投入される未来兵器としてただいまテスト中。
こう見えても彼のセンサーはフットボール場より広い範囲の兵士の位置を感知でき、1マイルは先で発射されたライフルの爆発音を感知して詳細を特定することが出来るんだそうです。
スナイパーの脅威から兵士達を守るため、すぐにもイラクで使われるという話もあり、冗談みたいな見た目だけどこれで結構本気なよう。ちなみに、お値段は1台で[b]$150,000[/b](約1,800万円!)なり。
まぁ、こういうの昔は大抵デュアルショックとかだったりしたので、それだけXboxもポピュラーになったということなのかもしれませんが、あのジェリービーンみたいにカラフルでハッピーなボタン達が、なんだか写真の戦場ではとっても不似合いです。
オンラインではガチンコですけど、ゲームのコントローラーで実弾が発射されたりはして欲しくありませんね。もっともこのRed Owl君、制式配備の暁には将来[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=list&kword=Ghost+Recon&kcatid=]Ghost Recon[/url]シリーズや、[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=list&kword=America%27s+Army&kcatid=]America's Army[/url]のゲーム中にそのまんま登場してきても全然おかしくないのかも!?[size=x-small](ソース: [url=http://www.joystiq.com/2007/02/05/us-army-using-xbox-360-controller-in-future-combat-systems-tests/]Joystiq[/url])[/size] [size=x-small](イメージイラスト: [url=http://www.trevorjohnston.com/]Trevor Johnston[/url])[/size]
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