先日欧州モデルのPS3本体には互換のための旧世代チップセットが組み込まれないという、事前予約していたユーザーにとってはちょっと衝撃的なリリースがあったばかりなのですが、一方でヨーロッパのソフト価格は予想より引き下げるようです。日本でもSCE製タイトルだけはかなりのバーゲンをしていますが、当地ではサードパーティ製のソフトも旧世代据え置きになるみたい。
26日に公式アナウンスされたヨーロッパでの自社ロンチタイトルの価格は、59.99ユーロ/39.99ポンドになるそうです。一部のソフトについては異なるものもあるようですが、[url=http://www.amazon.co.uk/gp/feature.html/ref=amb_link_36810965_5/203-5904415-2873562?ie=UTF8&docId=1000046963]amazon.co.uk[/url]などではサードパーティも含めて、現在は基本的にこの値段になっています。もっとも日本円にすると約9,300円前後なのでそれでも他の国から見たら安くはないのですが、何事も家庭用ゲーム類が高価な欧州だとこの価格帯は任天堂のWii用タイトルなどと同じ旧世代機ラインに(定価では)近いものです。
日本でもファーストパーティタイトルに関してだけとはいえ、大方の予想を裏切る税込み5,980円というかなり思い切った戦略価格を続けています。どうしても一般には本体価格の高さが話題に上がりがちですが、本体の価格よりもソフトの価格を下げてくれる方が、ゲーマーな初期ユーザーにとっては特にありがたいですね。
それにしても、ソフトウェアでEmotion Engineのエミュレーションなんてまともに動作するのでしょうか…。ただでさえ発売が遅くなった上に10万円近い定価を払うヨーロッパのユーザーにとって、先日突然の"コストダウンだけ欧州先行"はかなりショックな発表でもあったようです。PS2との互換性に関しては[url=http://faq.eu.playstation.com/bc/]詳細なリスト[/url]なども発売日当日の23日まで公表されないようで、こればっかりはフタを開けてみるまでわかりません…。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.psu.com/node/8232?s=bec14be319fae1f409ab4eccb920fc28]PSU[/url])[/size]
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