本体の通称として、海外では今でも通じる開発コードPSX(PS1のこと)。プレイステーションの拡張を意味するこの言葉通り、ゲーム機に単独参入する前のプレイステーションが、任天堂のスーパーファミコン向けCD-ROMアダプターとして開発されていたことは、結構有名なお話。
ゲーム雑誌に掲載されていた[url=http://maru-chang.com/hard/shvc/index.htm#SFCD]当時の予想図[/url]に胸躍らせていたファンには懐かしい、そんなプレイステーション・オリジナル。謎に包まれていたその本物が、15年近い時を経て出てきちゃったみたい。
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公表元のサイトから頂戴したもので画像が見づらいですが、そちらによるとこの本体は、「自分のものではない、詳しいことは言えないけどマジ本物!」……とのこと。
とりあえず見てみますと、上部はCDではなくスーパーファミコン型のカートリッジスロットが。一瞬ゲームキューブのようなスタイルにも見えますが、肝心のCD-ROMはどこから入れるのかなかなか謎。前面にはSFCよりも今のPSっぽく見えるコントローラポートや、当時も噂にあったヘッドフォン出力、そして目立つ位置になにやら白い突起状のものが。
これが本物だとすると、PLAY STATIONとSUPER FAMICOMのロゴが共存してるあたり、なんとも貴重な代物という感じ。この形状については、CDドライブのアドオンとしての提供から話がこじれ、スーパーファミコンの互換機として発売するという路線を[url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%82%B3%E3%83%B3#.E3.82.B7.E3.82.A7.E3.82.A2]検討していたことも[/url]あり、どうやらその時期のものかもしれません。なるほど、こうしてみると丸みを帯びて親しみやすいPS1とSFCが混ざったような、実にそれっぽいデザインかも。
当然ながら開発中のもので、ウソかホントか背面画像なんかみると、かなり荒っぽい状態です。詳細が気になるところですが、どうやら今回話題になったことで、もう少し何か[url=http://game-rave.com/]これから教えて[/url]くれるみたい。
ちなみに、CD-ROMアダプター版の開発機らしきものはこんな感じ。同じサイトの、[url=http://www.game-rave.com/psx/playstation_perfect_guide/snes_psx/index.html]こちら[/url]からいくつか見ることが出来ます。開発中のためなのか、ディスクシステムを思い出す本体上部に接続するスタイルや、コントローラーなんかも良く見るとなかなか興味深い……。
[size=x-small](ソース: [url=http://game-rave.com/]GameRave: "PlayStation Perfect Guide"[/url])[/size] [size=x-small](イメージ: [url=http://maru-chang.com/chronicle/]The Chronicle of TV Games[/url])[/size]
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