“神が料理を禁じた世界”のARPG『Food Wagon』体験版レポ―最適化不足を感じるも世界観や絶大な“料理”の力を感じられるユニークさは評価【Steam Nextフェス】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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“神が料理を禁じた世界”のARPG『Food Wagon』体験版レポ―最適化不足を感じるも世界観や絶大な“料理”の力を感じられるユニークさは評価【Steam Nextフェス】

勇者の娘・ラニャが異世界で“唯一の料理人”として神々に立ち向かう。

連載・特集 プレイレポート
“神が料理を禁じた世界”のARPG『Food Wagon』体験版レポ―最適化不足を感じるも世界観や絶大な“料理”の力を感じられるユニークさは評価【Steam Nextフェス】
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Steamにて「Steam Nextフェス:2月エディション」が開催中です。イベント期間中は、近日登場予定のゲームの体験版の配信や開発者によるライブストリーミングなどが行われます。

本稿では、その中でも筆者が注目しているゲームとして、Luminous Talesが2025年リリース予定のローグライクアクションRPG『Food Wagon』の体験版を紹介していきます!

転移したら神に料理を禁じられた世界

本作は、冒険と料理をテーマにしたアクションRPG。プレイヤーは【神々の呪いによって料理が禁じられた世界】へと転移させられた伝説の勇者の娘・ラニャとなり、呪の受けない“異世界唯一の料理人”となって未知の世界で料理を人々に振る舞い、やがて神と対峙して元の世界へ戻る道を探し出します。

体験版「First Taste」では、美しい自然と草原をテーマにしたチャプターでの戦闘や料理などをプレイ可能。世界を探索して隠された宝物を見つけたり、レベルを上げて強力なボスに立ち向かったりと、本作のゲーム内容の一部を体験できます。

早速体験版をスタートすると、ラニャはいきなり水場のエリアに放り出されました。近くにはゲームの基本操作を説明する看板が用意されていて、近づくことで戦闘や装備、料理のやり方などを学べます。看板の近くに落ちていた木の棒を装備して、いよいよ異世界の冒険の始まりです。

今回の体験版は主に戦闘を中心としたもので、フィールド内にいるスズメやトカゲ、鹿などを倒しながら経験値と食材を集めていきます。レベルアップすると攻撃力や体力などの3つのパワーアップ項目「ギフトカード」とがランダム表示され、好きなものを選んでラニャを強化できます。

剣が刺さってる!抜こう!

ある程度レベルを上げながらマップを移動していると、「自然神のしか」というボスの居るエリアを発見。早速挑んでみましたが、全力で殴ってもほとんどダメージを与えられず、ボスの攻撃で即死しました。鍛え方が足りなかったか……。そして、気がつけば最初の海岸へ。レベルも1に下がっています。異世界はただただ厳しい。

能力を上げて殴るという結論

再び最初からのスタートとなったラニャは、あらためてこの世界のルールを確認することに。まず、ワゴンでキャンプを張ることでゲームのセーブが可能なこと、そして、料理用の焚火も扱えるようになることが判明しました。説明文が何故か韓国語だったのでちゃんと確認していなかった筆者の敗北です。

では、早速料理を作っていきましょう。料理は複数の食材(1つは必ず肉)と調味料を組み合わせます。調理はミニゲームで行い、食材にランダムで表示される星の位置を制限時間内に火に近付ければ成功。判定は4回で、その間は火の勢いを維持する必要があります。

ちょっとわかんないです。
パーフェクトだとボーナスも大きい。

食事の効果は非常に高く、HPや攻撃力、移動速度といったものから耐性などにも関わってきます。料理は3種類まで同時に摂ることができ、それぞれ効果も得られるので、美味しい料理をたくさん作れば驚くべきパワーを得られるのです。なるほど、これが神々が禁じた力か……!

「自然神のしか」に勝利するために、ひたすら動物を倒してレベルと食材を集める一方で、マップ内に隠された宝箱からお金やスキル、ギフトカードなどを入手していきます。

マップ内の各地にいる商人からは装備品や食材も購入が可能。今回は一撃の威力が高そうな大剣とスキルを装備し、料理でHPと攻撃力、移動速度を高めていざリベンジです!

道にテントを貼る無法者。異世界人だから許してね。

「自然神のしか」との激闘を制す

「自然神のしか」は周囲への範囲攻撃と突撃攻撃、そして地面から触手のようなツルを生やして攻撃してきます。ラニャの回避行動である程度の攻撃は回避できるので、まずはひたすらヒット・アンド・アウェイの戦法で強力な一撃を与えていきます。HPとMPは自然回復するので、危ないときは逃げて回復を優先します。

レベルと料理でブーストをかけたことで、前回はほとんど効かなかった攻撃もある程度ダメージが通ります。突撃をオブジェクトにぶつければスタンするという攻略法も見つけ、ようやく体力を半分に削ったのですが、やはり相手は強敵、今度は空から剣を降らせる範囲攻撃でこちらを苦しめます。なるほど、ステージにあった墓標のような剣の正体はこれか。

何度か力尽きたものの、エリア近くに設営したキャンプで復活して再戦を挑みます。ワゴンは移動可能な拠点であり、調理ツールであり、ストレージでもある便利なものですね。マップ内のワープエリアの先にも付いてきてくれたので、冒険をするうえでの最も重要な相棒になりそうです。

そうして挑むこと数回、ついに「自然神のしか」に勝利しました!ボスを倒せばレア度の高いギフトカードを入手できるようで、今回はライフスティール効果を持つ「ヴァンパイア」を獲得。戦闘中のHP回復がほとんどない(自然回復くらい)だったので、かなりありがたい効果です。

ある程度のエリアを巡ってお宝を探し、強敵を倒したことで「First Taste」の要素はほぼ網羅したと思います。今回の体験版範囲では商人以外のNPCとは交流できなかったのが残念ですが、食材集めと戦闘、そして“神々が禁じた料理”の力をたっぷりと体験できました。

どこに行くのか全然わからない!感覚で覚えよう。
いずれ商売もできるといいなあ。

『Food Wagon』体験版「First Taste」は、戦闘や冒険、料理などゲームの一部を楽しめますが、ストーリー説明などはありません。すずめ数匹を倒すだけでレベルアップするなどかなり成長速度も早く、あくまでゲームのメカニズムを確かめる体験版に近いのではないかと思います。

現時点では、アクション要素としてカメラの回転操作がないのが気になります。ボスである「自然神のしか」の行動予測をしたくても見えない時があり、攻撃を避けられない時がありました。

また、ワゴンの説明のときにも述べていますが、ローカライズ言語が色々な場面で異なる部分は改善してほしい、もったいない部分です。

最低限のアイテム説明などは日本語化されてるので遊べます。

開発は2月26日に配信された体験版アップデートでミニマップ機能追加や、さまざまな調整・修正を行っています。“料理が禁じられた世界で、主人公が料理を作って神に立ち向かう”という世界観や、それを感じられる「自然神のしか」との死闘などはしっかり楽しめたので、今後の開発やまだ見ぬ要素を楽しみに待ちたいと思います!


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ライター:Mr.Katoh,編集:TAKAJO

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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