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GameProでは、そんなゲームの“ライフバー”にスポットを当てて、古今東西のゲームから選ばれた7つの個性的なライフ表現を紹介しています。さっそく順番に見てみましょう。
第7位: 心臓(プライマルレイジ)
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最初に選ばれたのは、けばけばしい恐竜や怪獣同士がガチで殴り合う異色の格闘ゲームPrimal Rageから。中央のタイムリミットから横に伸びるライフバーの形式は、一般的な格闘ゲームと同じものですが、心臓や血管を表した生々しいビジュアルで描写。ライフがなくなると大量の血を吹いて心臓が破裂してしまいます。この他にも、部族民を拾って食べると体力が回復したり、発動するのが困難なフィニッシュ技が存在するなど、なかなかぶっ飛んだシステムの[url=http://page.freett.com/cool2/index.html]迷作[/url]だったようです。
第6位: 心電図(バイオハザードシリーズ)
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おなじみのバイオハザードシリーズでは、病院の心電図のようなスタイルで体力の状態を表示。瀕死状態になると赤くなるなど色が変化する他、キャラクターの移動方法や見た目にも影響。ゲームの雰囲気やリアリティーを追求したアイデアがシリーズの初期から導入されています。
第5位: お姉さんの胸元のタトゥー(Jurassic Park: Trespasser)
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こちらは日本ではほとんど知られていないタイトルですが、映画『ジュラシック・パーク』を題材にしたFPSで、1998年にPCで発売されたTrespasserという作品が選出。このゲームには、体力や武器などを表示するインジケーターが一切存在しておらず、プレイヤーは主人公の胸元に刻まれたハート型のタトゥーの状態で、現在の体力を確認することができるのだそうです。10年前のゲームにして、既にMirror's Edgeのような表現が使われていたとは!([url=http://www.nicovideo.jp/watch/sm2312791]参考動画[/url])
第4位: 脊髄アーマー(Dead Space)
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出ましたDead Space。主人公Isaacの着用するアーマーの脊髄部分に注入された青い液体の量で残り体力を表示します。画面が三人称視点で常に主人公の背中が表示されているため、直観的にもわかりやすく、その上ゲームはめちゃくちゃリアルに怖いので、この演出がさらに恐怖感をあおる。実は私も最近プレイしたゲームですが、この表現は新しい!と思いました。
第3位: ロックメーター(Guitar Heroシリーズ)
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さて今度はジャンルががらりと変わって、リズムゲームのギターヒーローがランクイン。このRock Meterは、プレイヤーの演奏内容に合わせてメーターが上下、ミスが多いと途中で演奏が終了してゲームオーバーになってしまいます。他のアクションゲームのように主人公が死んだりすることはなくても、下手な演奏はロッカーにとって「死」以上のものを意味するということでしょう。『のど自慢』でこんなメーターがあったらおもしろいかも。
第2位: Doomguyの顔(Doomシリーズ)
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2位に選ばれたのは、FPSゲーマーの青春、id SoftwareのDoomから。中央に表示された主人公の顔が、ダメージを受けることによって変化していくという、シンプルで斬新な表現が用いられています。体力が100%の状態では毅然としていたDoomguyの顔が、敵の攻撃を受けると次第に苦しげな表情に変化、最後は血まみれのボコボコになってしまいます。
第1位: ハート(ゼルダの伝説)
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さあ堂々の一位は、ゼルダの伝説のハート!あれ?そんなに個性的ですか……とツッコミが入りそうですが、やっぱり最初にこれを考えたからすごいということなのでしょう。そもそもこの時代の作品だと、主人公が敵に触れただけで一発死する仕様のゲームがほとんどだったので、ぜルダの“ライフの概念”そのものが偉大なのかもしれませんね。
以上7つの個性的なライフバーをお送りしましたが、他にも探せばまだまだたくさんおもしろい例がありそう。Assassin's CreedやGears of Warで使われている表現もなかなか良いですよね(個人的にはやっぱりディアブロのオーブ型が好きだったり……)。
特にアクションゲームでは、グラフィックの表現力が増したことで、インターフェース上で体力を表示するスタイルは最近減っているようにも感じられますが、アイデア次第の独創的なライフ表示なら、ゲームプレイすら変えてしまうような新しい可能性だって生んでくれるはず[/size]
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