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4月9日に開催されたKonami Gamers Night 09にて今秋発売予定となっているゲーム版Sawがプレイアブル展示されました。Kotakuをはじめ各ゲーム情報サイト(Destructoid, GameSpot, IGN)ではファーストインプレッション記事が続々と掲載されています。なおGameSpotやGameTrailersのインタビュー映像ではゲームプレイシーンの一部も見ることが出来ます。
※GameSpotによるインタビュー
本作の主人公は映画版の第1作目にも登場したデイヴィッド・タップ刑事。ゲームは廃墟となった精神病院を舞台に映画『Saw』と『Saw II』の間のストーリーが描かれます。
Gamers Nightで展示されていたプレアルファ版のデモは荒れたバスルームからスタート。主人公のタップ刑事には顎を引き裂くヘッドギアが取り付けられており、プレイヤーはまずそのヘッドギアを外す事から始めます。
このシーケンスではアナログスティックを動かす指示は画面に表示されるものの、ヘッドギアのランプに合わせてボタンを押すという説明(アイコンなど)が無かったため、レビュアーの多くは何度もこのヘッドギアによって顎を引き裂かれたようです。
ヘッドギアを外した後もバスルームから脱出するために幾つかのパズルを解く必要があり、中には注射器で満たされた便器に手を突っ込み鍵を探し出すという、いかにもSawらしい痛々しいシーンもあるそうです。鍵を手に入れバスルームを脱出するも、生死をかけた更なるパズルがプレイヤーを待ち受けています。
※GameTrailersによるインタビュー
巨大な病院内には主人公以外にも"ジグソウのゲーム"に参加している者が複数おり、ゲームに失敗して既に死亡している者や助けを求める者、そして自らの命を守るために主人公の命を狙う者が病院内をうろついているそうです。
自分の命を狙う人間の存在によりプレイヤーは疑心暗鬼となりますが、逆にプレイヤー自身も誰かの命を守るためにもう一方の誰かの命を奪うといった苦渋の選択を迫られる場合もあるんだとか……。
その他、開発者のJohn Williams氏の話によれば、パズルやトラップの多くはランダムに発生し、探索経路や結末も複数用意されるとの事です。
Windows PC/Xbox 360/PS3での登場となる本作は映画版最新作『Saw VI』の公開に合わせて発売予定。映画にも負けないくらいの緊張感と恐怖を体感させて欲しいですね。
(ソース: VG247, イメージ: Flickr, ムービー: GameTrailers, GameSpot)
(c)Konami Digital Entertainment.
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