ソニーはE3のプレスカンファレンスで、これまで度々噂されてきたプレイステーション用のモーションコントロールデバイスを発表。ステージ上で最新技術のデモンストレーションを行いました。
二つのワンド型パーツに分かれたコントローラーは、プレイヤーが両手に持って動かすと前方に設置したPLAYSTATION Eyeカメラがその動き認識、スクリーン上で正確に再現してくれます。画面上にプレイヤーの姿を映して、手に持ったコントローラーをテニスラケットや武器などに置き換える、カメラを利用したユニークな要素も持っています。
また、カメラはプレイヤーの位置や距離を認識することが可能で、二つのコントローラーはそれぞれ異なる動きを再現できるため、プレイヤーが移動しながら剣と盾を使って戦う、といった複雑なアクションもモーション操作で実現できるようです。
開発者の話では、今回公開したのはプロトタイプで、最終的な製品版は2010年春頃の発売を予定しているとのこと。どのような対応ゲームが登場するのか非常に興味深いですが、Wii MotionPlusやProject Natalと共に今後注目を集めそうです。
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