前作の発売から1年経たずして発表された新作Left 4 Dead 2。E3 2009では早くもプレイアブルな状態となっていた本作は果たしてどのような内容となっているのでしょうか。本記事では幾つかのプレイ動画とともに海外サイトに掲載されたプレビュー情報をご紹介します。
ゲームの舞台はアメリカ南部。今作では5つの新キャンペーンが用意されており、生存者はサバンナからニューオリンズを目指し戦って行く。またロケーションは暗い夜中だった前作とは違い、明るい昼間となっている。
またキャンペーンモードの他にはサバイバルモードが用意され、新たな多人数のゲームモードも追加される。
■キャラクター
○Coach - サバンナにある高校のフットボールコーチ。
○Rochelle - クリーヴランド出身の女性記者。
○Ellis - 南部出身の少年機械工。熱心だがうぬぼれ屋。
○Nick - ギャンブラーで詐欺師。仲間を信用していない。
■武器
○特殊アイテム
命中させる事で感染者を燃やす事が出来る弾薬など、一時的に効果を発揮するアイテムが登場する。
○近接武器
新武器の中でも刺激的なのは近接武器だ。銃よりも有効距離が短いが敵に囲まれた場合などに威力を発揮する。デモキャンペーンで見ることが出来た斧やフライパンに加え、バットやチェーンソーなどが用意されるようだ。
その他ショットガンやセミオートライフル、スナイパーライフルについても新しいものが用意される。
■感染者
○防護服を着た通常感染者
この感染者は炎にも耐性を持った防護服を着ているため、火炎瓶で炎の壁を作ったとしても油断は出来ない。
○昼間の"Witch"
座り込んですすり泣いていた夜中のWitchとは違い、昼間はフラフラと歩き回っている。気付いたら後ろにいるかも…。
○特殊感染者"Charger"
Tankと通常感染者を掛け合わせたような姿をしたこのChargerは、異常に発達した巨大な腕でショルダーチャージ(体当たり)を喰らわせたり、生存者を捕まえて繰り返し地面に叩きつけるといった攻撃方法を持っている。奴に捕まっている間は当然ながら行動不能となるので仲間の救援を待つしかない。唯一の救いはTankに比べタフさに欠けるという事か。
スイッチなどを押して発生するパニックイベントにも新たな要素が加えられている。前作ではある程度耐える事で切り抜けることが出来たが、今作では目的地にたどり着かないと解除できないといったイベントもある。また多数の警報機つきの車が迷路の様に配置された、非常に緊張感溢れるシーケンスも存在する。
前作にはなかった要素が沢山あり非常に期待できそうな本作ですが、一部では余りにも早すぎる続編の登場にボイコット運動が起きてしまっているようです。
それに対してValveのDoug Lombardi氏はShacknewsのインタビューで、今作の新要素はLeft 4 DeadのDLCとするには困難だったと話しつつ、オリジナルのLeft 4 Deadのサポートも継続する事を伝えています。
ボイコット運動に参加するファンをも呼び戻せるような内容となっている事を期待したいLeft 4 Dead 2は、Windows PCとXbox 360で2009年11月17日に発売予定です。
(ソース: Rock Paper Shotgun, ムービー: G4tv)
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