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●Giant Bomb: 10/10
The Beatles: Rock Bandは、特定バンドを扱った音楽ゲームがどう作られるべきか、新たな基準を打ち立てた。
●Telegraph: 9/10
本作はゴージャスでリスペクトに満ちたビートルズの祝典である。ビデオゲームの枠を超え、ビートルズは遂にデジタルワールドへと足を踏み入れた。
●GameSpot: 9/10
長所:音楽とアートデザインが美しく絡み合う。ボーカルハーモニーはゲームプレイにエキサイトな側面を与えた。楽器を演奏しながら歌うのは信じられないほど楽しい。バンドの一体感がすばらしい快感を生む。ビートルズのすてきな曲がいっぱいある。
短所:収録されていないビートルズのすてきな曲がいっぱいある。ドラム・フィルや曲の最後のジャムセッションがない。
●IGN: 9/10
ビートルズを愛するファンだけでなくちょっと好きな人にもおすすめ。Harmonixはファンタスティックなトリビュートを創り出した。本作は世界で最も有名なバンドの歴史全てを教えてくれるわけではなく、彼らの偉大な音楽カタログの4分の1さえ用意されていないが、それでも最高のゲームである。
●Game Informer: 8.8/10
開発元のHarmonixはインタラクティブな設定でビートルズの音楽に命を吹き込む並はずれた仕事をした。ファンが求める忠実さと歴史の描写に徹底し、さらに独自の素質も付け加えたことで芸術的に美しい音楽ゲームを作り出している。
先週海外で発売されたThe Beatles: Rock Bandのレビュー評価をご紹介。世界同時リリースのリマスター盤アルバムと同じ2009年9月9日に海外で発売された本作、ゲームメディアはもちろん、メインストリームメディアからも絶賛の声が届いています。
過去のRock Bandシリーズのシステムを基に、ビートルズの楽曲や彼らの歴史を追うストーリーモードを収録した本作。ギター/ベース、ドラム、マイクの専用コントローラーを使ったセッションに、3人まで一緒にコーラスできるボーカルハーモニーの要素が新たに加わりました。
収録曲は45曲と本家のRock Bandに比べると少なく、やや地味なチョイスなのは一部で残念がる声もありますが、プロモーション映像そのままの美しいセッションムービーや、洗練されたアートデザインのインターフェースがしっかりと作り込まれています。何より、誰もが知る偉大なビートルズの曲を、楽器が演奏できなくても仲間や家族と楽しく手軽にプレイできるのは、やはりそれだけで高評価につながっているようです。
最後に本作の発売にあたってオノ・ヨーコは「Rock Bandのコンセプトに(ジョン・レノンも)きっと興奮して、ビートルズの音楽やビジュアルがどのように表現されているかとても喜んだと思います」とコメントしています。
ビデオゲームと世代の異なる音楽ファンの新しい接点になる可能性もあった本作、国内でまだ発売予定がないのが残念です。(ソース: Metacritic, Eurogamer: Lennon would've been "excited" about RB )
(c)2009 Harmonix Music Systems, Inc. All rights reserved.
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