
THQは、ロシアのベストセラー小説をベースとしたサバイバルホラーFPS、Metro 2033を発表しました。Dmitry Glukhovskyによる同名の小説を基にした本作は、核戦争後から20年が経過した世界が舞台。外界を変異したミュータントたちが包囲する状況下、モスクワの地下鉄にひそむコミュニティーが描かれます。開発はウクライナの4A Games。
核戦争後の荒廃した世界といえばFallout 3が想起されますが、あちらがアメリカ側、こちらがロシア側と考えると、かなり興味深い対比になりそうです。FPSという以外ゲームの具体的な内容は分かっていませんが、地下、恐怖、暗闇、ミュータント、毒(ガスマスク)といったところがキーワードとして挙げられます。

■概要
ポスト・アポカリプスのモスクワ、荒廃した地下鉄。Metro 2033は地下で生きる者たちの物語。2013年、世界はアポカリプスによって荒廃、人類のほとんどは息絶え、地表は有毒な荒れ地となった。わずかに生き残った者たちはモスクワの地下深くに逃げ込んだ。人類史は新たな暗黒時代へと突入した。
20年後の2033年。地下で生まれ、そして育った世代。プレイヤーはArtyomとして、忘れられた地下墓地や荒涼とした地上を旅することになる。人類の運命はあなたの手にかかっている――。
今回THQより発表されたMetro 2033ですが、デベロッパーの4A Gamesは2006年頃には既に発表していたらしく、YouTubeでは過去のプレイフッテージをいくつか見ることができます。
Metro 2033はXbox 360とPCで2010年発売予定。公式サイトもオープンしています。小説では続編となるMetro 2034もリリースされ、ハリウッドで映画化も検討されているようです。(ソース: 1UP ,THQ)
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