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先週G4のインタビューを受けたQuantic Dreamの社長David Cage氏は、2010年に発売予定となっているHeavy Rainのプレイアブルデモが準備中であることを明らかにしました。しかしデモでどのようなシーンをプレイさせるかという事に頭を悩ませているようです。
「1シーンでHeavy Rainが実現したいことを伝えるのは非常に困難。アクションシーンだけを示せば何人かのプレイヤーはこういうゲームなんだと思うでしょう。探索シーンだけを示した場合も同様です。だからといってデモを出さなければプレイヤーは私達が何かを隠したがっているのだと考えるでしょう。確かにデモをプレイすることで購入を決める人もいるわけですから、デモのシーン選びに慎重になってしまう気持ちも分かります。彼らにはHeavy Rainにあまり注目していない人をも虜にするような、素晴らしい体験ができるデモを見せてくれることを期待します。
私達はこれまでにもデモによってゲームの品質を伝えられず、結局大きなヒットとならなかった良作を数多く見ています。デモというのは諸刃の剣なのです」
(ソース&イメージ: VG247)
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