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●1UP: 10/10
ハードコアゲーマー、カジュアルゲーマーといった統計的制限を超えた作品づくりを夢見る全てのデベロッパー、パブリッシャーにとって、これが見本となる。ユニバーサルなアピールというものをNSMB Wiiはただ一つ達成しており、最近のゲームで最も重要なゲームのひとつとなるだろう。それだけではなく、ひたすらに楽しい作品でもある。
●Official Nintendo Magazine UK: 9.6/10
NSMB DSより、ビッグでベターでハード。これはみんなが待望していたマリオゲームだ。
●Game Informer: 9.3/10
あなたが最初にプレイしたゲーム機がNESかDSかは問題ではない。New Super Mario Bros. Wiiは、2Dプラットフォーマーがいまだ爆発的楽しさを持つことを証明する。往年のゲーマーたちは、過去の作品からの無数の遺物を懐かしめるだろう。そしてマルチプレイは、全ての人にファンタスティックで(忙しない)楽しみを与えてくれる。
●IGN: 8.9/10
DS版よりはるかに出来が良く、任天堂がこれまでつくってきた中で最高の2Dマリオだと言うことに全く不安を覚えません。疑問を差し挟む余地なく、絶対にこれを手に入れなければなりません。
これは大作ですが、任天堂はこの機会を賢く使おうとはしませんでした。これと同じくらいビッグなプロジェクトのために、このゲームのインパクトは多くの要因によって弱められてしまいます。既に確立されたゲームプレイにおいて、イノベーションはほんの僅かです。機能としては期待されて当然の、オンラインマルチプレイヤーは欠けています。
私は8つのワールドをコツコツとプレイしながら素晴らしい時間を持ちましたが、ゲームとして後退したような感覚を拭いさることはできませんでした。私はNew Super Mario Bros. Wiiを愛するいちゲーマーですが、同時にレビュアーとしてこの問題を見逃すことはできなかったのです。
●GameSpot: 8.5/10
クラシックなゲームプレイ、チャレンジングなステージ、楽しいマルチプレイ。New Super Mario Bros. Wiiは、ぽっちゃり配管工にとって、もう一つの花形タイトルとなる。
GOOD: グレイトなレベルデザイン。チャレンジングな難易度。十分なリプレイアビリティ。マルチプレイは、本気になり過ぎなければ楽しい。
BAD: マルチプレイは、本気でやろうとすればイライラする。モーションコントロールをベースにしたアクションは、操作ミスを引き起こしうる。クラシックコントローラーをサポートしていない。
●Edge Magazine: 7/10
見た目には何の発明も無いにもかかわらず、NSMB Wiiの4人プレイは、短い時間でソファーに喧噪と無秩序をもたらしてくれる。
日本より一足早く、北米で11月15日に発売となったNew スーパーマリオブラザーズ Wiiの海外レビューです。待望の2Dマリオの新作ということで、多くのサイトでシンプルに2Dプラットフォーマーとしての楽しさが評価の対象となりました。これまででベストな2Dマリオという意見もあります。マイナス点としては、革新性に欠け目新しさが少ない、オンラインマルチプレイやクラシックコントローラーへ対応していないといったところ。
参考までに最近の主なマリオ作品を振り返っておきましょう(右の数字はmetacriticのスコア)。
New Super Mario Bros. Wii (2009) 88
New Super Mario Bros. DS (2006) 89
Super Mario Galaxy (2007) 97
Super Paper Mario (2007) 85
Mario Kart Wii (2008) 82
日本では有名人を起用した大規模なプロモーションが話題ですが、北米では今のところそういった話は聞かれません。TVコマーシャルはこんなシンプルなものでした。
日本では12月3日に発売となるニューマリオ。ひとりでやるのも楽しそうですが、やっぱり何人かでワイワイ遊んでみたいですね。シリアスになりすぎるとイライラする、とのことなので、お気楽な感じでプレイするとよさそうです。(ソース: metacritic)
(c)2009 Nintendo. New Super Mario Bros. and Wii are trademarks of Nintendo.
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