“日本市場の収縮は明らかにビジネス戦略に影響しています。しかし日本のマーケットが小さくなる一方で、(世界で)ゲームをプレイする人々は増えています。私たちはそれを機会とみなし、最近の3、4年間を通じ、これまでテクモのゲームを買わなかったようなユーザー、特に女性をターゲットに試行を続けてきました。”(プロデューサー:江川弥寿生氏)
“多くのサード・パーソン・シューターは、たいてい大きくて汗まみれの男たちばかりです。それで、私たちはこのジャンルにより柔らかみのあるキャラクタ―を持ってくることを考えました。私たちはテクモです――私たちには、素晴らしい女性キャラクタ―たちがいます!”(デザイナー:矢崎裕之氏)
“私たちは、クウォンタム セオリーが、海外で受け入れられる新たなタイトルになると考えています。これは、日本を軽視するという意味ではありません。私たちは、日本のプレイヤーから一貫したフィードバックを得ました。TPSは日本ではポピュラーとは言えませんが、日本のユーザーにも十分な理解を得られるような方法で、こうしたゲームを発売し続ければ、海外ユーザー寄りになり過ぎはしないでしょう。
それはバランスです。私たちは、異なる方法で日本のユーザーにそれを示して行く必要があります。我々はストーリーとキャラクタ―にフォーカスしなければなりません。それにより、日本のユーザーが海外のユーザー以上の評価をしてくれるかもしれません。(ディレクター:柴田誠氏)
またテクモには、本作を「デッドオアアライブ、ニンジャガイデンに続くテクモの“第三の柱”にしたい」という意向があるとも伝えられており、その達成のためには、女性ユーザーや海外ユーザーといった、新しい層をターゲットに向けても努力する必要がある、としています。(ソース: EDGE Online)
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