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●Game Informer: 9.5/10
いくつかの改善によって、キャンペーンはハリウッド大作並の映像で進み続ける。前作から回復注射を破棄し、再生型の回復システムを採用。チェックポイントはプレイヤーに寛大で、激しい銃撃戦では、より有能になった仲間のお守りをする必要は全く無し。四人の主役が横並びで戦っているキャンペーンで足りない唯一のものはCo-opだ。これによって、DICEは競争において先行する機会を逃してしまった。MWで見られた素晴らしいシーンにはかなわないが、ドラスティックな改善によって、巨人・Infinity Wardのレベルにかなり接近した。
●1UP: 9.1/10
時折つまづきを見せるけれど、Bad Company 2が明らかに示してみせたことがひとつある。DICEが「マルチプレイFPSしかつくれない」というクラスを卒業したということ。今やオールラウンドなゲームを完璧につくることができるのだ。
●Eurogamer: 9.0/10
シングルプレイもオンラインも軽い扱いを感じさせない、単純に素晴らしいパッケージ。
●GameSpot: 9.0/10
テンポがよくスリリングなキャンペーン、コンソールではベストといえる、ハマり度の高い、エキサイティングなマルチプレイ。
長所:オプジェクト破壊は戦略的にもパワフルで非常に楽しい。夢中になれるマルチプレイヤー。ウィットに富んだキャラクタ―が織りなすグレイトなキャンペーン。美しく、デザインが練り込まれた環境。しっかりとしたサウンドデザイン。
短所:時折みられる技術的ミス。
●IGN: 8.9/10
シングルプレイだけを見ていると、あるいは失望するかもしれません。充実のアクション、ゴージャス感、爆発感のあるゲーム、しかしそれらが長いキャンペーンの中で、まとめてやってくるというわけではありません。オンラインシューターとしては柔軟性があり魅力的。夢のような様々なフィーチャーが提供されます。もしあなたがより戦略的でよりチームベースなものを探したとしても、これ以上はないでしょう。これはあなたのためのゲームです。
●Total Video Games: 7.0/10
マルチプレイの魅力を否定する気はない。DICEは2002年以来、創出したものを上手にキープしており、その経験は停滞しているというわけでもない。しかし、シングルプレイのひどいデザインによって、キャンペーンはずっとつまらないだけでなく、ときおり致命的におかしくなる。
●GameTrailers: 9.1/10
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3月2日、北米で発売となったEA DICE開発のFPS、Battlefield: Bad Company 2のレビューです。オブジェクト破壊などの特徴を高めつつ、全体的に前作からの改善が見られる本作。シングルプレイ、マルチプレイ双方に評価が集まっています。
これまでマルチプレイ中心だったBattlefieldシリーズに一石を投じた前作のBCから、さらにブラッシュアップ。シングルプレイでModern Warfareに匹敵する、という意見も見られます。EA自身がライバルと見なしていることも影響してか、実際にMWと比較しているところは多く、「CoDは新たなライバルを持つことになった」「MWをしのぐ」「打倒MW2の可能性」といった比較が見られます。
それでも、ほぼ文句なしのマルチプレイの一方で、減点対象となったのはシングルプレイのキャンペーンで、若干の停滞やCo-opの欠如などがその理由として挙げられています。
Top 10 Reasons BFBC2 Is Better Than Modern Warfare 2
前作との比較では、多くのサイトが+3〜5点といった感じで、確実な改善がうかがえます。シングルプレイキャンペーンで評価を高めつつ、「もしMWのようなミリタリーシューターのファンなら、そして(あるいは)ソリッドなマルチプレイを探しているなら、これ以外にない」と言わしめる本作。日本でも3月11日に発売です。(ソース: Metacritic)
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