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米国のテネシー州ウイルソン郡で、3歳の少女が拳銃を自分に向かって発砲し、死亡するという事故が起こりました。保護者の証言によると、少女は銃型のWiiリモコンアタッチメントと本物の拳銃を誤って使用した可能性があるそうです。
地元紙の報道によれば、事件があったのは先週日曜日の夕方、Noreneにある自宅でニンテンドーWiiをプレイしていたCheyenne Alexis McKeehanさん(3)は、義父のDouglas Robert Cronbergerさんが所持する38口径の拳銃を自らの腹部に向かって発砲。付近の救急センターへすぐに運ばれたものの、死亡が確認されました。
拳銃は近所の犬を追い払うためにCronbergerさんが使用していたもので、その日リビングルームのテーブルに置いてあったとのこと。CheyenneさんがWiiリモコン用のアタッチメントと拳銃を誤って使用したと話しているそうですが、目撃者がいないためはっきりしていません。
警察はこの事件の調査を続けており、今のところ保護者の訴追は行われていないとのこと。
尚、この事件を報じた海外ゲームメディアやゲーマーからは、「拳銃を子供の手が届くところに置いた保護者に全て責任がある、Wiiは事件と全く関係がない」と非難する声が上がっています。(ソース&イメージ: WSMV Nashville: Wilson County Girl, 3, Fatally Shoots Self , The Tennessean)
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