最大の失望は断然マルチプレイの欠如。ゲームの野心的展望は理解できるが、それでも機会損失と言わざるをえない。しかし、これらの問題がJust Cause 2が提供する、たくさんの忘れがたい瞬間(それはプレイヤーがシンプルに世界を探求する際に創りだされる自然発生的カオスだ)を損なうことはない。
●IGN:8.8/10
私はここ数年、オープンワールドのゲームでこれほど楽しかったことはありませんでした。Just Cause 2には、ド派手で正気の沙汰とはいえないほどの楽しさがあります。プレゼンテーションにはいくつかの問題があり、チェックポイントシステムは完璧とはほど遠いもの。しかし他の点で、Just Cause 2はアドレナリン・ジャンキーにとってのマストプレイ作品です。リコ・ロドリゲスは私にとってのニューヒーローとなるかもしれません。
●GameSpot:8.0/10
クレイジーなスタント、巨大なゲームワールド、陽気な雰囲気は、いくつかのイライラがあるにも関わらずJust Cause 2をかなり楽しくさせてくれる。 長所:やれることがたくさんある多様で巨大な島々。運転/操縦可能な100以上の乗り物。いろいろなクレイジースタント。驚きの方法で爆発していくオブジェクト。素晴らしく楽しいグラップリングフックとパラシュート。 短所:ミッションのいくつかは楽しいというよりイライラ。様々な不具合やその他の細かい不快感。
PC、PS3、Xbox 360で発売となったJust Cause 2のレビューです。まだまだ現行機の黎明期だった前作からおよそ3年半という年月を経て発売された、Avalanche Studios開発のオープンワールドアクション第二作。前作以上の巨大な世界、前作以上にド派手なアクションを目指した本作は、そこにピタリとハマったレビュアーと、そうでないレビュアーで評価が分かれることになりました。
IGNによれば約20時間でクリア、ただし達成率は30%ほどだったようで、遊び方によってはかなり長くプレイできそうです。イライラを乗り越えるくらいオープンワールドならではのアクションを堪能できる、そういう人にとってはマストプレイな一本となるかもしれません。日本では6月10日、PS3とXbox 360で発売予定です。(ソース: Just Cause 2)