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北米で今週発売されるSega/Obsidian EntertainmentのスパイアクションRPG Alpha Protocol。本作に多数の技術的欠陥があるとしてJoystiqがレビューで酷評、そのコメント欄に、開発に直接関わったという人物が現れ、制作環境に様々な問題点があったことを告白しています。
以下、ハンドルネームa tired dev氏(疲れた開発者)が投稿した内容を抜粋。
“このゲームには膨大な開発時間が費やされています。問題なのはそれが方向性のない膨大な作業だったり、単純にばかげた内容の作業だったりしたことです。本作のエグゼクティブプロデューサー(兼Obsidian COO)Chris Parkerは、自分が世界で最も偉大なデザイナーだと信じ込んでいるようでした。そして、完全なクソシステムを作り出し、うまくいっていないことについて本当のデザイナーや開発者の意見に全く耳を傾けませんでした。人の話を聞かない会社のオーナーの一人に反論することなんて絶対できません。彼はゲームの主導権を乗っ取り、何がどう機能するか(場合によっては機能しないか)を決定していきました。他のプロデューサー達はこのことを早い段階から悟りお手上げ状態で、Parkerがデザイナーやプログラマーに直接指示するのにまかせていたのです。
またSegaの存在も要因の一つです。彼らはデザインへの要求を変え続け(はい、彼らも強い影響力を持っていたのです)、プロデューサーやデザイナーが実際に一つの機能を作って洗練する時間を決して与えませんでした。しかし責任の大部分はObsidian側にあるでしょう。なぜなら彼らの遂行は全く酷い内容で、このゲームが2年前にスクラップすべきだったのは明白です。ところが、反対に彼らは新しい機能を追加し続け、既にあるものを修正することは一切ありませんでした。それが無数のバグや洗練されていない原因です。言うまでもありませんが”
(中略)
SegaはAlien(Alien RPG?)ではなく本作の開発を中止すべきでした……”
a tired dev氏は、Alpha Protocolを「完全な欠陥製品」と呼ぶ一方で、Obsidianの別のチームが担当するFallout: New Vegasや大型未発表プロジェクトは、開発がうまくいっていると打ち明けています。
尚、この件に関してSegaやObsidian側からコメントは発表されておらず、a tired dev氏が本当に内部開発者なのかも確証はないため、今のところは噂扱いです。
件のChris Parker氏も登場する開発ドキュメンタリー
GameTrailersのレビュー
(ソース: Joystiq via VG247: Apparent Alpha Protocol dev goes mental, says game should have been “cancelled”, N4G)
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