
●Eurogamer: 9.0/10
インターン向けのスーパーイージー難度、操作のしやすさ、素晴らしいプレゼンテーション。おそらくニューカマーがジャンプインするのにこれ以上のタイミングはありません。切開や縫合というアクションの際にWiiリモコンがタッチペンの代用品とはなりえないとしても、シリーズ作をやりこんだ人でさえ、これは良いTraumaシリーズだということに同意してくれるでしょう。
●GameTrailers: 8.3/10
●GameInformer: 8.0/10
ゲーム経験の中で、私は画面上でコロノスコピーをするなんてこれまで考えもしなかった。もちろんそれを楽しんだのは言うまでもなく。それはTrauma Teamで体験する驚くほど楽しい医療スキルのうちのひとつに過ぎない。
コンセプト:リアリズムへの傾斜とさらなるドクター修行はこの手術シムのスパイスとなった。
プレイアビリティ:手術時の操作は過去のTraumaシリーズと同じくらいタイト、新しいアクションはWiiの制限の中では機能している。
エンターテイメント:6つのキャリアは十分に興味深い多様性をもたらしてくれている。ただ、ゲームのペースはアドベンチャースタイルの診断や法医学モードで予想外に遅くなる。
●GameSpot: 8.0/10
多彩な専門家の存在が、長い医者生活を楽しく、魅力あふれる、プレイに報いるものにしてくれた。
GOOD: バラエティに富んだ医療活動。全体にシャープな操作感。新しい法医学や診断システム。多彩なキャラクター。
BAD: いくつかのエピソードやカットシーンは冗長。あいまいな解決にがっかりすることも。
●IGN: 7.5/10
この医療ドラマにおいて遊べない部分はどこにもありません。しかしゲームの一部で、バーチャルな手術の興奮するようなポテンシャルを発揮できなかったことは失望といえます。
日本では6月17日に発売のWii専用ソフト『HOSPITAL. 6人の医師』。海外では5月に発売になっています。Trauma Teamというタイトルでも分かるように、海外での評価が特に高いTrauma Center(カドゥケウス)シリーズとの関連を明確に打ち出した作品となっています。
「全く新しいゲーム体験」を約束するという本作ですが、レビューではニューカマーへのアピールとともに、これまでのシリーズファンへ訴求する作品であると伝えられています。これまでの「手術アクション」というジャンルから「医療ドラマ」へ変わり、6人の医師による総合エンターテイメントとなったことは一長一短で、多彩なキャラクターや医療ジャンルがゲームに多様性を加えた一方で、ドラマ部分にあたるアドベンチャーやカットシーンが冗長との指摘も。
海外ではTraumaシリーズの最新作として、日本では新規タイトルとして発売の本作。カドゥケウスシリーズのファンはもちろん、医療ドラマファンもチェックしてみては。(ソース: Metacritic)
【関連記事】