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KRAFTONはSFサバイバルホラー『The Callisto Protocol』の日本向け販売を中止することを発表しました。理由としてCEROレーティングを取得できなかったことを挙げています。
木星の衛星「カリスト」を舞台に『Dead Space』などを手がけたグレン・スコフィールド氏が描く宇宙SFサバイバルホラーとして大きく期待が寄せられていた本作ですが、この度日本向けの販売を断念するとの公式発表がありました。理由として現時点の作品でCEROレーティング取得ができなかったこと、レーティングを取得するために変更を加えたゲームではプレイヤーの期待する体験が得られないことを挙げています。日本で既にゲームを予約したプレイヤーには返金対応を行う予定です。
中止の理由がCEROレーティングにあることから対象がコンソール版に限られることも考えられますが、Game*Sparkによる「日本在住のSteamユーザーが『TCP』を購入することは可能でしょうか。」というメール質問には「現時点では“日本での発売が見送られた”としかお伝えできません。」と回答されています。なお、同時に行った「SteamでリリースされるPC版『TCP』に日本語のデータは含まれるのでしょうか。」という質問に対しては「収録されます。」との返答でした。
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本作Steamストアページには現時点でも日本語対応が表記されており、日本語の収録は間違いないようですが、実際に購入できるかについては発表以上の情報は得られていません。本作を楽しみにしていた方々にはヤキモキする日々が続きそうです。