第二次世界大戦中の独ソ戦を舞台にしたミリタリーFPS、Red Orchestra: Heroes of Stalingradのトレイラーが公開されました。砲撃で吹き飛ぶソ連兵、待ち伏せを受け狙撃されるドイツ兵、そして…戦車!非常に渋いトレイラーとなっています。
また海外サイトRock, Paper, ShotgunではTripwire Interactiveの社長John Gibson氏へのインタビューが掲載されており、本作の戦車に関する詳細が明らかとなっているのでピックアップしてご紹介。
■ゲームに登場する全ての戦車は内部を完全にモデル化。その他インタビューでは戦車内部の資料が少ないことを嘆く苦労話などが語られています。
・車内を見渡せば他の乗組員が確認できる(砲弾を装填する様子も分かる)。
・座席の移動も一人称のフルアニメーション。
■広範囲に及ぶダメージシステムを搭載。
・光学機器、エンジン、トランスミッション、砲塔の旋回機能、燃料タンク、駆動輪、履帯などが個別にダメージを受ける。
・装甲を貫いた砲弾は内部の乗組員にもヒットする。
■リサプライエリアでの修理を可能にする考えがある(現在はプロトタイプ)。
■発売時には2台の中戦車を収録予定。
・T34/76
・Panzer IV
■発売後には無料のコンテンツパックとして車両を追加予定。
■既に4台の追加車両を制作中。
・2台の戦車
・2台の兵員輸送車
■対戦車兵器の追加
・セミオートマチックの対戦車ライフル
・対戦車手榴弾
■実際の戦車のように多くの視界を持つ。
・多くの視界があることやその他の機能を学ぶためのトレーニングミッションを搭載。
■主砲のエイムは歩兵のエイムのようにマウスで行う。
■戦車兵を選んだ場合、戦車をロックし他の人が乗り込めるかどうかを選択することができる。
■戦車兵は戦車の中でリスポーンする。
■各マップの戦車は全ての戦車兵が乗れるだけの十分な台数がある。
■プレイヤーが一人で戦車を操作する場合、他の座席には完全に機能的で知的なAI乗組員が乗車する。
・AI乗組員には容易に命令を与えられる(主砲操作時、移動キーを使用してドライバーに移動命令を与えるなど)。
・AI乗組員が生きている場合には即座に座席の変更が可能。死んでいる場合は座席の移動に時間がかかる(アニメーション付き)。
・失ったAI乗組員は車両リサプライエリアにて新たなAI乗組員を補充できる。
・AI乗組員は最大プレイヤー数に影響を与えない。
前作からかなりの進化が期待できそうなRed Orchestra: Heroes of Stalingradは2011年の発売が予定されています。
(ソース: Rock, Paper, Shotgun, ビデオ: GameTrailers)
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