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●Destructod: 9/10
Enslaved: Odyssey to the Westには欠点もあり、それらが始終つきまとうが、それによってゲームの本質が損なわれていることは一切ない。全体的に見れば、長い間家庭用機でリリースされたゲームの中でも最高の体験の一つ。本作の8〜10時間に及ぶ冒険は、本当に旅をしているかのように感じられる。それは抵抗しがたく、スリルに満ち、驚くほど心に残るものだった。
●1UP: 8.3/10
まずまずのゲームプレイに豪華な世紀末風世界を取り入れた良質のSFストーリーを好むなら、Enslavedを試してみるといい。
●GameTrailers: 8.2/10
●IGN: 8/10
力強いストーリー、魅力的で存在感のあるキャラクター、そしてゲームの中に効果的に取り入れられていない興味深く美しい世界の旅を通して、本作は非常にユニークな何かを提供してくれる。欠点に目をつぶることができるなら、私と同じようにEnslavedはきっとあなたを驚かせてくれるだろう。
演出: 9/10
グラフィック: 8.5/10
サウンド: 9/10
ゲームプレイ: 7/10
持続性: 6.510
●GameSpot: 8/10
長所: 共感できるキャラクター達と作り込まれたカットシーン。 バリエーション豊富な美しいステージ。容赦のない満足感を味わえるスムースな戦闘。ボス戦やチェイスシーン、謎解きなど多彩なゲームプレイを用意。短所: 扱いにくい操作性。時にズームし過ぎてしまうカメラ視点。
●Game Informer: 7/10
ゲームプレイ自体が厄介で不要な存在にもなっているが、ストーリーだけは魅力的。プロットは最期の瞬間に驚くべきSci-Fi風の展開を用意しているものの、結局のところ8〜9時間の平凡なゲームプレイの奴隷と化している。
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バンダイナムコゲームスより今週発売を迎えたPS3とXbox 360の西遊記風アクションアドベンチャーEnslaved: Odyssey to the West。その海外レビュー評価をご報告します。
UKの開発スタジオNinja Theoryが贈る新たなオリジナルIPで、初のマルチプラットフォーム参入作品としても発表当初から話題を呼んだ本作。『ザ・ビーチ』や『28日後』の脚本家がストーリーを執筆、Heaveny Swordでも悪役を演じたアンディ・サーキスが制作に参加するなど、ハリウッド級の制作陣も注目を集めていました。
各サイトの評価は、ストーリー性や世界観あるいはキャラクターや演出といった映画的な部分にポジティブな意見が集中した一方、戦闘メカニズムや操作性などのゲームプレイ部分、そして全体のボリューム不足に対しても不満の声がいくつか上がっているようです。
Heavenly Swordに続いて堅実な評価を受けたと言えるNinja Theoryですが、アクションゲームファンはもちろん、彼らの次回作として話題のDmC: Devil May Cryの出来が気になるゲーマーなら、本作Enslavedを一度はプレイしておくべきかもしれません。(ソース: Metacritic(Xbox 360), Metacritic(PS3))
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