海外レビューハイスコア 『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

海外レビューハイスコア 『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』

これまで数々の名作を世に送り出してきた三上真司氏がディレクションをつとめる久々のアクションゲーム、 VANQUISH 。10月19日の北米発売から日本、欧州でもほぼ同時発売、サード・パーソン・シューターでシングルプレイのみ、という潔さの本作では、それに起因してプラ

家庭用ゲーム Xbox360

GameSpot: 9.0/10
これは法外に楽しい、超ゴキゲンなサード・パーソン・シューターだ。
GOOD: スライディング、スローモーションは素晴らしい。爆発、弾丸、ロボットの絶え間ない競演。ヒートアップするファンタスティックなボス戦。スムーズな操作性による常にフェアなチャレンジ。ひんぱんに姿を変える環境はセンスと多様性をもたらしてくれる。
BAD: 陳腐なダイアローグとボイスアクト。早く終わり過ぎ。

IGN: 8.5/10
スタイリッシュ、素晴らしいヴィジュアル、グレイトなガンプレイ、衝撃のセットピース。ストーリーやキャラクターは、それらに比べると色あせてしまいますが、それでもチュートリアルからエンディングまで、ずっと素晴らしい時間を過ごせました。時に難しいところもありますが、面白いシューターを探しているプレイヤーにとってはこれ以上のものはありません。

Videogamer: 8.0/10
シューター好きならば絶対に体験すべき作品。ただ、スコアアタックやチャレンジに没頭しないかぎり、一度の週末でこなせてしまうということは知っておくべきだが、それでもこのゲームを忌避するのは難しい。とりわけエキサイティングな最終局面まで、私はあらゆる瞬間に楽しみを見いだせた。日本のゲーム産業が臨終に近づいていると言われる中、Vanquishは、東側の優秀なデベロッパーたちに何がつくれるのかを示す輝かしい一例となった。

Guardian: 8.0/10
Vanquishによってゲームの様相が一変するということはなさそうだ。しかし見て衝撃、遊んで満足(当然あなたがハードコアゲーマーである限りにおいて)、そしてユーモアもある(例えばモバイルガンへ変形するラジカセで踊るロボットたちを見よ)。Vanquishは、しばらくはShinji Mikamiのなし得た最高の仕事となるだろう。

CVG: 7.0/10
極端でド派手でおおげさ、を目指しているが、実際は想像力に乏しいTPSというのが適当だ。ストーリー&キャラクターの扱いには怠慢が見られ、ヴィジュアル&ゲームプレイに重きが置かれている。前者には驚かされることもあるが、後者はゲームが進むにつれ単調でイライラするほどの類似を見せ始める。基本的にはゴージャスでスリリングなシューターだが、活気のない物語、新鮮味に欠けるシステム、かろうじて存在するラーニングカーブによって、さらなる高みに達することはできなかった。




これまで数々の名作を世に送り出してきた三上真司氏。VANQUISH(ヴァンキッシュ)は氏がディレクションをつとめる久々のアクションゲームです。10月19日の北米発売から日本、欧州でもほぼ同時発売。サード・パーソン・シューターでシングルプレイのみ、という潔さで、それに起因してプラスとマイナスの両方が指摘されています。

ゲームプレイとビジュアルはほぼ共通して高評価。ゲームプレイではアクションゲームに必要な操作性の良さが評価されています。ビジュアルはただ見た目が良いというだけでなく、ステージ演出やセンスの良さも含めたもの。一方でストーリー&キャラクターはどこもイマイチな評価となっていますが、やはりアクションゲームでここはあまり重要視されないのか、それが評価全体に大きく影響しているということはなさそうです。

一方、多くのサイトで指摘されているのがキャンペーンの短さです。IGNによればクリアまで6〜7時間ほど。キャンペーンで6時間は、一般的なTPSではけっして短くありませんが、VANQUISHはシングルプレイオンリー。クリアした後は、さらなる難易度に挑戦、スコアアタック/タイムアタック、チャレンジミッションという遊び方になり、長く楽しむにはプレイヤーにもそれなりにストイックな姿勢が求められます。

踊るロボットたち


VANQUISHはPS3、Xbox 360をプラットフォームに、日本では10月21日発売。スタイリッシュな映像と演出を楽しんだ後は、スコア/タイムアタックなどでこつこつとプレイスキルを高めていく、といった遊び方で、コアなアクションゲーマーの欲求に応えてくれそうです。(ソース: metacritic)


【関連記事】




《Kako》
【注目の記事】[PR]

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 定価20万円が2万円割引!?Xbox版『百英雄伝』の価格がおかしなことに―ただし、普通の価格でも買える

    定価20万円が2万円割引!?Xbox版『百英雄伝』の価格がおかしなことに―ただし、普通の価格でも買える

  2. 103683代目の救世主として軍団を率いる“蟻”ストラテジー『Empire of the Ants』PS/Xbox/PC向けに現地時間11月7日リリース!

    103683代目の救世主として軍団を率いる“蟻”ストラテジー『Empire of the Ants』PS/Xbox/PC向けに現地時間11月7日リリース!

  3. 『ドラゴンボール Sparking! ZERO』豪華特典モリモリで予約受付中―各エディション内容公開

    『ドラゴンボール Sparking! ZERO』豪華特典モリモリで予約受付中―各エディション内容公開

  4. ニンテンドースイッチのX(旧Twitter)連携が本日6月11日で終了―画像・動画の「今後の投稿方法」を解説

  5. 5月末時点で2024年の最高評価ゲームとされた『FF7 リバース』が感謝のコメント―不具合修正アプデも配信

  6. 精神世界からの脱出…「3大奇ゲー」で知られるADV『ガラージュ』リマスター版がニンテンドースイッチでも配信

  7. PC-8801mkIISR版『ソーサリアン』スイッチ移植版が発売決定!オリジナル版シナリオ15本がまるっと遊べる

  8. ゲームボーイ Nintendo Switch Onlineに『ロックマンワールド』シリーズが追加!『無印』~『5』まで、全5タイトルを一挙配信

  9. Xbox版『オクトパストラベラーII』&PS版『オクトパストラベラー』が突然の発売!Xbox版は即日Game Pass入り

  10. アメリカ深南部が舞台の怪物退治アクションADV『South of Midnight』2025年発売決定!ゲームプレイもお披露目【Xbox Games Showcase速報】

アクセスランキングをもっと見る

page top