“あの作品をもう一度見てみれば分かるでしょう。画面上には目立ったキャラクターが存在せず、ストーリーは言語を一切用いることなく見事な手法で語られます。それは信じられないほど象徴的で、これまでで最も神秘的かつ魅力的な舞台の一つを持ち、手をつなぐゲームプレイ要素は素晴らしい。
具体的な悪役が登場せず悪者が終盤にしか現れないこと、謎自体がゲーム要素の一部であること、パワーアップの類が存在しないことなどを考えると、本作はテレビゲームのあらゆるルールを破っていることが分かります。
もしICOのような作品を作ったら私は喜んで死ぬでしょう”
過去にPeter Molyneux氏は、Fable IIIで採用された「タッチ要素」が、ICOにインスパイアされたものであることを明らかにしていました。
ICOがPS2で発売されてから実に10年近くが経過していますが、今年の東京ゲームショウではワンダと巨像と共にPS3向けHDリメイク版の発売が決定しています。
尚、ソースとなったEurogamerの記事では、Molyneux氏の他にも、『Braid』のJonathan Blow氏、Ninja TheoryのTameem Antoniades氏、『塊魂』の高橋慶太氏、BioWareのRay Muzyka氏といった著名なクリエイターが最も影響を受けたゲームをチョイスしているので、興味のある方はぜひご覧ください。(ソース: Eurogamer)
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