comceptは「面白い!楽しい!怖い!感動!」といったコンテンツの元になる「卵=コンセプト」を生み出す会社になるとのこと。テーマはゲーム、映像、書籍などメディアの枠に囚われず、「comcept = compuer + concept」というデジタル時代のコンセプトを産み出していきたいとしています。こちらは企画主体の会社となりそうです。
一方のinterceptは「コンシューマゲーム開発における、僕の新しい挑戦です」ということで、長年持ち続けた日本のゲーム業界や自分自身に対する危機感をバネに、新しいステージに向かいたいとしています。キーワードは以下の3つ。
Originality 誰にもまねのできない
Gravity 人をひきつける力を持つ
Beyond the Age 時代を超えるものを
多様化する市場の中で、一歩先のニーズをつかむ作品作りを目指していくとしています。
カプコンの中でもビジョナリストとしてゲーム業界にオピニオンを発信してきた稲船氏。comceptとinterceptという2つの新たな器で、どのようなコンセプトやゲームを世に送り出していくのか注目されます。
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