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Xbox 360版から遅れること約3週間、ついに8月17日より発売が開始されたPC版『From Dust』ですが、本作に搭載されているUbisoftのDRMを巡り、海外では一悶着が起きているようです。
発売日より2週間ほど前の8月1日、DRMによる常時ネット接続が必要だという本作PC版の噂に対し、公式フォーラムにてUbisoftのマネージャーは、ネット接続は認証時のみの1度で済むと返答していました。しかしいざPC版を購入してみると、本作はゲームをスタートする度にネット認証が必要な事が判明。さらに上記のコメントがフォーラムから削除され、発売後にその旨が新たに伝えられた事を受け、公式フォーラムや海外サイトのコメント欄などではユーザーからUbisoftに対する批判が集中しています。
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またこの事を大々的に報じたRock,Paper,ShotgunではこのDRM問題に加え、PC版『From Dust』に30FPSの制限がかかっている上に、アンチエイリアスなどのグラフィックオプション項目が一切無い事などを痛烈に批判。延期されたにも関わらずこの様な欠乏がある事は、PC版に努力が向けられなかった証拠だとし、ユーザーは『From Dust』を買うべきでは無いと怒りをあらわにしました。
なお別の海外サイトLo-pingでは、Steamを運営するValveがUbisoftへDRMを削除する様に申し出たという情報が報じられています。
(ソース&イメージ: Rock,Paper,Shotgun, Lo-ping)
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