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●GameSpy: 9/10
コンソールシューターよりも遥かに深く、PCでしか経験できないシューター。もしゲームプレイの方法を学ぶことを惜しまないなら、チームデスマッチでは決して得る事のできない満足感が得られるだろう。
■長所
・本当に革新的
・素晴らしいプレイヤーコントロールスキーム
・驚くほど現実的
・Modサポート
・非常に素晴らしいオーディオビジュアルプレゼンテーション
■短所
・発売時のバグの多さ
・チームワークに役立つツールの少なさ
・マップが10枚のみ
●IGN: 8/10
シングルプレイヤーはAIがあまり賢くないので時間の無駄。しかし人間相手にプレイするオンライン経験はずば抜けている。不具合はあるが、『Red Orchestra 2』は提供すべきものを全て提供しているので許容出来る。
演出: 5/10
グラフィック: 8/10
サウンド: 9/10
ゲームプレイ: 8.5/10
持続性: 8.5/10
●IncGamers: 7/10
『Red Orchestra 2』のアピールは恐らくあなたに大きな楽しみを与える。しかし状況が改善されるのを確認するまで1ヶ月ほど離れていたいと思うでしょう。
●Cheat Code Central: 6.8/10
幾つかの部分は革新的で、非常に野心的なゲーム。しかしながらリアリズムに焦点を当てた内容はアーケードシューターのファンを拒絶します。またデベロッパーは幾つかのパッチを当てなければならないでしょう。あなたをスターリングラード攻防戦に没入させる、ハードコアなマルチプレイヤーFPSを望んでいるのであれば最適なゲーム。
グラフィック: 6.4/10
操作性: 6.6/10
サウンド: 9/10
プレイ価値: 6.8/10
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2011年9月13日に発売となったPC専用のミリタリーFPS『Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad』の海外レビューハイスコアです。前作『Red Orchestra: Ostfront 41-45』のメタスコアは81(レビュアー数:22)でしたが、今作のメタスコアは若干落ちて77(レビュアー数:28)と微妙な数字になりました。
スコアを落とした大きな要因は多数のバグ。特に今作の特色であるクラスや武器のランクが正しく集計されなかったり、ゲームが強制終了するという致命的なバグが頻発。一部のユーザーはまともにプレイできないという事態に陥りました。現在はアップデートによって徐々に修正されてはいるものの、この不調なスタートは新規プレイヤーの獲得に影響を与えたと思われます。
しかしながらこの状態で77というスコアを維持しているのは、本作にそれ以上の魅力があると言えるのではないでしょうか。ゲームエンジンはUnreal Engine 2.5からUnreal Engine 3.0となりグラフィックはパワーアップ。また戦車内の作り込みなど、多くの部分が洗練されています。
独ソ戦の中でもひときわ熾烈な戦いが繰り広げられた“スターリングラード攻防戦”に焦点を当てた『Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad』。本作はゲームとして成り立つ数少ない第二次世界大戦FPSですので、今後のアップデートやModによる進化に期待です。
(ソース:Metacritic, イメージ: 公式サイト)
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