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新年早々にGame Informerマガジンのカバー特集で発表された、伝説的ストラテジー作品『X-COM 未知なる侵略者』の復活タイトル『XCOM: Enemy Unknown』。新たに同誌で本作のスクリーンショットやゲームディテールが初公開されました。
今回披露されたスクリーンショットは3点で、XCOM隊員を間近で写したショットに加えて、原作の見下ろし型2Dからサイドビューに変わった施設拡張画面、そして3Dグラフィックで生まれ変わったバトルスケープ画面が確認。
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また、開発元Firaxisのスタジオ内で実際に本作を目にした記者のQ&Aから、以下のようなゲームディテールが判明しています。
■シューター版『XCOM』では1960年代の米国を舞台にエイリアンの初侵略を描いているが、今作では未来を舞台に地球規模のエイリアン侵略に立ち向かうことになる。
■世界中で出現するUFOやエイリアンによる誘拐事件を追跡するグローバルビューはリアルタイムで進行。
■組織の秘密基地での研究や開発はプレイヤーが自由に行うことが可能。
■全ての戦闘は完全なターンベースで進行。
■原作『X-COM』と同様、隊員が飛行輸送機でエイリアン発生現場に到着すると、ゲームはリアルタイムのジオスケープからターンベースのタクティカルビュー(戦闘画面)に切り替わる。
■タクティカルビューではプレイヤーがカスタマイズした兵士の小隊を指揮し、正体不明のエイリアン脅威と戦うことになる。
■戦略画面ではプレイヤーがエイリアンテクノロジーを研究して技術者などに製造依頼を出したり、世界の関係国と取引を行いXCOMの資金源を確保したり、戦闘機を操ってUFOと空中戦を繰り広げたり、新たな兵士を雇って育てたり、Skyranger輸送機をエイリアンの侵略地点に派遣することができる。
■今作は『X-COM』のリメイクというより再創造(Re-Imagining)といった方が適切。
■Firaxis版『XCOM』は1994年のオリジナルを直接コピーしているわけでなく、例えば兵士が異なるステータスを持つなど変更点があるが、プレイヤーが複数のリソースを管理しながらより高度な技術や能力を持った地球外の勢力と戦うというコンセプト自体は変わっていない。
■Firaxisはマイクロマネジメントの要素を一部カットするなどしてゲームの側面を合理化しているが、コンソールユーザー向けに簡素化しているわけではなく、退屈で面白みのない要素を取り除いただけのように見えた。
■オリジナルと同じように兵士は死亡すると永遠に消失し、戦闘におけるFog of WarやLine of Sightの要素は非常に重要で、余りにもプレイの仕方が悪ければあなたは簡単にゲームオーバーとなってしまう。
『Civilization』シリーズのクリエイターが贈る『XCOM: Enemy Unknown』は、PC/PS3/Xbox 360をプラットフォームに海外で今秋リリース予定です。(ソース&イメージ: Game Informer)
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