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●IGN: 5.5/10
『Postal III』をプレイして気分を害さない人が想像できない。一部の人々のために幾つか大きなセールスポイントはあるが、平凡なゲームプレイと手に負えないテクニカル問題は、時折あるユーモアや表現の自由などを完全に闇に葬りさってしまっている。
演出: 6.5/10
グラフィック: 7.5/10
サウンド: 5.5/10
ゲームプレイ: 5.5/10
持続性: 5/10
●GameSpot: 3/10
最悪のゲームプレイ、最悪のジョーク、そして最悪の技術問題が『Postal III』を最悪のゲームにしている。
■長所
*邪悪な破壊活動を行える機会
■短所
*不備のある移動メカニック
*酷いAI
*不愉快なビジュアルプレゼンテーション
*ユーモアの劣った風刺
*技術問題
●Eurogamer Germany: 3/10
2つか3つほど良いアイディアや楽しい瞬間があるにはあるが、最もコアなファンでさえ『Postal III: Carthasis』はスルーすべきだろう。
●Game Spy: 2/10
『Postal』のトレードマークであるユーモアはまだそこにあるか?ゲーム中Dudeは度々「女と少数民族を早く殺してえなあ」と挨拶がわりに言う。しかし自由度の不足、許されざる技術的問題、そして余りにも酷いゲームデザインがあっては、シリーズファンであっても購入を検討することは難しい。
●Bit-Gamer: 1/10
実を言うと、『Postal III』がどれくらい酷いかについて述べるための言葉がもう見当たらない。
●Metro GameCentral: 0/10
貧弱な動作と滅茶苦茶なコントロール、楽しいシューター要素はほぼ皆無。頭空っぽのAI、未来永劫続くローディング、何万回も起きるクラッシュ、繰り返される反復ミッション、そして不愉快な自己満足の雰囲気。
* * * * * * *
グロテスクゴアや下劣な表現を満載したカルト的人気を誇るFPSシリーズの最新作『Postal III』の灰スコアレビューとなります。『Postal』シリーズは過去作にて日本語ローカライズが行われており、国内でもある程度の知名度がある“(ゲーム内容が)最悪なゲーム”でしたが、上記でご紹介したように最新作は“本当に最悪なゲーム”として多くの海外サイトで非常に低い評価を下されてしまったようです。
Metacriticでのレビュー集を見ていくと、現時点の最高得点はIGNの5.5/10となっており、ポジティブレビューは一切無し。平均スコアは1月21日現在2.9/10(レビュー数10)という酷い結果で、昨年発売され灰スコアとなった『Duke Nukem Forever』、『Call of Juarez: The Cartel』、『Mindjack』などよりもさらに一回り低い記録を獲得してしまいました。シリーズ特有のユーモアなどが一部サイトにて評価されましたが、クラッシュ問題やバグ、操作性、ゲームデザインの面など、ゲームのほぼ全てが酷いということで殆どのレビューが一致しています。
公式サイトによればPS3版、Xbox 360版の発売も予定されているようですが、現時点ではそれらの音沙汰は無し。2005年の正式発表からついに発売された本作ですが、さらにもう暫くの時間、開発のRunning With ScissorsはPC版の修正やアップデートに追われることとなりそうですね……。なおサイバーフロントより日本語マニュアル付き英語版『Postal III』が1月27日より発売される予定となっています。
(ソース:Metacritic)
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