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海外サイト: 私達が『Medal of Honor 2』に求めるもの

2010年10月に発売となったミリタリーFPS『Medal of Honor』。シリーズ初の現代戦となり大きな期待を持たれていましたが、発売後の海外レビューは少々残念な結果となってしまいました。そこで海外サイトCVGは現在開発中とされている続編『 Medal of Honor 2 (仮題)』に

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2010年10月に発売となったミリタリーFPS『Medal of Honor』。シリーズ初の現代戦となり大きな期待を持たれていましたが、発売後の海外レビューは少々残念な結果となってしまいました。そこで海外サイトCVGは現在開発中とされている続編『Medal of Honor 2(仮題)』に、何を求めているかをまとめています。


■ Danger Closeが開発するマルチプレイヤー

 * 『Medal of Honor』はDanger Closeがシングルプレイヤーを、マルチプレイヤーをDICEが担当した。これにより『Battlefieldライト』のようになり、キャンペーン及びオンラインでの一貫性が無くなってしまった。続編では首尾一貫した作品になって欲しい。
 
 * またCo-opモードやオンラインマルチプレイヤーでも利用できる画面分割プレイを搭載して欲しい。



■ 改善されたキャンペーン

 * 『Medal of Honor』のキャンペーンはそこそこ良かったが、『Modern Warfare』症候群であると感じられた。各ミッションでのアプローチにもう少し自由が欲しい。
 
 * アフガニスタン紛争の初期、空爆要請を行うために馬に乗って戦うグリーンベレー部隊がいた事をご存知だろうか。ゲームでこれを再現するのはおかしく見えるかもしれないが、少なくとも援護射撃や狙撃、ヘリコプターミッションとは違った何かがもたらされるだろう。

 

■ 物語を正しく伝える

 * 『Medal of Honor』のストーリーは“アナコンダ作戦”に基づいていたが、作戦中の多くの出来事はゲームのために書き直された。物語は史実に基づいて忠実に描くか、あるいはゼロからのフィクションを作成した方が良い。
 
 * 史実ではバグラム飛行場を確保したのはイギリスの海兵隊特殊部隊SBSであるし、オーストラリアの特殊空挺連隊SASRも戦闘で重要な役割を果たしている。『Medal of Honor 2』では多国籍の協力があった事を描いて欲しい。もしくは幾つかのミッションでイギリスまたはオーストラリアの兵士としてプレイできると良いだろう。

 

■ より多くの情動効果

 * 戦争は良くない事は分かっている。しかし『Medal of Honor』の中で描かれた戦争は私達にとってはまだ“綺麗”で“まっすぐ”だった。Danger Closeは戦争に関する多面性を持った深い物語を伝える機械を逃してしまった。
 
 * 市民の死傷者は多少物語への役割を果たすべき。「戦争は悪い!」と言うためだけではなく、結果を示すために。私達はゲームがモラルの多義性を探ることを望む。例えば民間目標への空爆要請を強いられる兵士の反応など。
 
 * ゲームでは無名の敵として登場するタリバン側の兵士も人間的側面を描いて欲しい。恐らく捕虜となった敵はタリバンに加わった動機を話すだろう。母国をアメリカの侵攻から守るため、あるいは家族が犠牲になったため。それは単純な“善と悪”という物語の概念を取り払うだろう。
 
 * 私達はゲームに登場する全てのキャラクター、チームメイトそして敵により多くの深さが欲しい。

果たして『Medal of Honor 2』ではどのようなゲームプレイが楽しめるのでしょうか。今後の正式発表が待たれます。
(ソース&イメージ: CVG)


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海外レビューひとまとめ 『Medal of Honor』
《RIKUSYO》

雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

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