『Heavy Rain』のクリエイターQuantic Dreamsが今週のGDC 2012で初めて展示し、ただならぬ注目を集めたPS3のリアルタイムデモ『Kara』。前回の記事でお伝えしていなかった更なるディテールやスタジオヘッドDavid Cage氏のインタビューで語られた内容をいくつかまとめてご紹介します。
■ 『Heavy Rain』の完成後、ビジュアルをはじめ品質面で『Heavy Rain』では不可能だった多くの部分を進化させたいと考え、全く新しいエンジンをゼロから開発した。
■ 2005年以来、Quantic Dreamの開発チームは人間の感情をリアリタイム3Dを使ったゲームエンジンで表現する方法を追求している。
■ 俳優の演技という部分でもクオリティーアップを目指し、映画『アバター』の手法を参考に、『Kara』ではこれまで別々に行われていた声、表情、体のアニメーションを含む全体の演技を全て同時にキャプチャーした。
■ 『Heavy Rain』の28台に対し、『Kara』では65台のモーションキャプチャーカメラを使用している。
■ 『Kara』の技術デモは1年前に制作されたもの。
■ 『Kara』はQuantic Dreamsの次回作ではなく、そのキャラクターや世界観、ストーリーも新作とは無関係である。
■ 現在の開発はPS3にフォーカスしている。
■ 『Heavy Rain』ではまずまずの仕事ができたがハードウェア関連では何もできなかった。PS3ではまだ出来ることがたくさんある。
■ ソニーとは独占契約を結んでいる。ファーストパーティースタジオになるといった選択肢にも前向きだが、Quantic Dreamsはお金だけで動いているスタジオではないことは重要な要素。
■ 『Heavy Rain』を第5作目まで作るほうがもっと人生は楽でお金も稼げるかもしれないが、おそらく退屈な道のりになるので、『Heavy Rain』の次は『Kara』を手掛け、その後はまた別の作品に取り掛かる。
■ 2005年以来、Quantic Dreamの開発チームは人間の感情をリアリタイム3Dを使ったゲームエンジンで表現する方法を追求している。
■ 俳優の演技という部分でもクオリティーアップを目指し、映画『アバター』の手法を参考に、『Kara』ではこれまで別々に行われていた声、表情、体のアニメーションを含む全体の演技を全て同時にキャプチャーした。
■ 『Heavy Rain』の28台に対し、『Kara』では65台のモーションキャプチャーカメラを使用している。
■ 『Kara』の技術デモは1年前に制作されたもの。
■ 『Kara』はQuantic Dreamsの次回作ではなく、そのキャラクターや世界観、ストーリーも新作とは無関係である。
■ 現在の開発はPS3にフォーカスしている。
■ 『Heavy Rain』ではまずまずの仕事ができたがハードウェア関連では何もできなかった。PS3ではまだ出来ることがたくさんある。
■ ソニーとは独占契約を結んでいる。ファーストパーティースタジオになるといった選択肢にも前向きだが、Quantic Dreamsはお金だけで動いているスタジオではないことは重要な要素。
■ 『Heavy Rain』を第5作目まで作るほうがもっと人生は楽でお金も稼げるかもしれないが、おそらく退屈な道のりになるので、『Heavy Rain』の次は『Kara』を手掛け、その後はまた別の作品に取り掛かる。
(ソース: IGN, VG247, PlayStation.Blog)
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