今年3月にもデビュートレイラーをご紹介したターンベースSRPG『The Banner Saga』。4月にはKickstarterにて目標額の7倍以上となる約72万ドルの獲得に成功していましたが、新たに公式ブログにて本作のアートワークの製作過程が公開されました。ゲームの大まかなディテールは先日の記事よりどうぞ。
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アニメーションムービーのような外見とサウンドに加え、幾らかのリアリティも持ちあわさせたいとコメントしたアートディレクターのArnie Jorgensen氏。同作のエンジンには照明が存在しておらず、全てがスタッフ達の手作業によって進められているそう。画像の舞台はCity of Starndなる地の丘上にあるヴァイキングホールで、アセットを加えることでよりリアリティとディテールの増したイメージへと変化していく様子が確認可能です。
また本作で目を引くのが非常に滑らかなアニメーションシーン。Stoicによれば、アニメーション制作にはFlashアニメで有名なPowerhouse Animationsも参加しており、古典的なアニメーションムービーの手法とFlashを混合させた描き方が採用されているとのこと(例として上部画像の手足の関節部が回転するシーンはFlashでは無いそう)。また戦闘クラス毎に16ものアニメーションがそれぞれ用意されているそうです。
元BioWareスタッフ有するスタジオStoicの第1弾タイトル『The Banner Saga』は、今夏中に無料のマルチプレイヤーモードが公開予定。今冬にシングルプレイヤーが配信される予定となっています。
(ソース&イメージ: Stoic)
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