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大量のオークとコンテンツを引っさげて帰ってきたイケメン!『Orcs Must Die! 2』プレイレポ

「オークを入れて混ぜるだけ〜」のあのイケメン主人公が帰ってきた!という訳で、7月末日ついに発売が開始されたタワーディフェンスアクション『Orcs Must Die! 2』。プレイレポにてパワーアップした本作の魅力をお伝えします。

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『Halo Wars』や『Age of Empires』などストラテジーゲームで定評のあるRobot Entertainmentのタワーディフェンスアクション『Orcs Must Die! 2』。前作『Orcs Must Die!』は丁寧な吹き替えローカライズで国内でも高い人気を得た

「オークを入れて混ぜるだけ〜」のあのイケメン主人公が帰ってきた!という訳で、7月末日ついに発売が開始されたタワーディフェンスアクション『Orcs Must Die! 2』。奥深い戦略性と爽快アクションで高い評価を得た前作『Orcs Must Die!』ですが、今作はそんな初代で培われた基本スタイルを崩さずにボリュームをアップさせた拡張パック的な続編となっています。

こう書くと「なんだ焼き増しか」と思ってしまうかもしれませんが、本作は前作の質を維持したままリフレッシュに成功しているのが重要なポイントです。ひとまず、本作での追加要素をざっと並べてみると以下の通り。

* 前作の主人公“ウォーメイジ”に加え、新プレイアブルキャラクター“ソーサレス”が追加。
* 新規トラップ、武器、敵オーク、マップ上オブジェクトなどの増加。既存要素の調整。
* 新規シングルプレイヤーキャンペーンが追加。
* 無限モードCo-opモードが追加。
* 前作に登場したウィーバー要素が削除。変わりに大量のスカルが必要となる新アンロック&アップグレードシステムが搭載された。
* ステージリプレイでも稼ぎが可能となったスカル取得ルールの変化

新プレイアブルキャラクターであるソーサレスは、トラップや武器などの殆どがウォーメイジと共通。ただしウォーメイジは強力な床トラップ「タール」、ソーサレスは万能武器「セプターオブドミネーション」と、それぞれが固有の強力な対オークツールを保有しており、各キャラクター毎に差別化が図られています。前作をプレイし尽くしたプレイヤーも、この特徴を汲み取るようなプレイスタイルを試すことで、また再び新鮮な気分で本編をプレイできるでしょう。


今作ではセクシーな先輩ことソーサレスと共に新トラップや新武器が登場、さらに既存の強力なトラップと武器類は強すぎず弱すぎずに調整。程よいバランス上で、プレイヤーは各要素を組み合わせて前作以上の様々な戦略パターンを練ることが可能です


ソーサレスのメイン武器セプターオブドミネーション。様々な敵に対応可能な3段階のチャージショット、オーガなどの強力な敵も魅了するチャーム能力、さらにチャーム中の敵が倒れるとスタン効果付き範囲ダメージが発生。ソーサレスの主力武器です

また今作ではCo-opモード無限モードが導入されていますが、マップはシングルプレイヤーキャンペーン用のものと共用になっています。それに伴って複数の侵入経路を持つ広いマップデザインが増加しており、前作よりも難易度はアップ。初代でオール5スカルを取得し尽くしたプレイヤーでも、歯ごたえのある新規キャンペーンにチャレンジできます。

一方でCo-opモードにも適したマップデザインを追求した結果、全体的に広い空間を持つステージが増加。アクション性が求められるマップが増えており、前作のようにバリケードで細い通路に迷路を作り上げるようなマップはやや少なくなった感も。動きまわるのが面倒だというプレイヤーにはやや不評となるかもしれません。


今作では「バリケード」で迷路を作るよりも「タール」を作って足止めした方が有効な場面が多し。ソーサレスなら「セプターオブドミネーション」のチャームをどんどん使ってオーク集団を停滞させましょう


続編でより驚異的な敵となったのが爆弾を抱えたサッパー。侵入経路が多いため、少し目を離しているとすぐに「バリケード」が破壊されてしまう。広いマップでは特に目を光らせておきたい存在

またスカル取得ルールの変化も今作の重要なポイント。ステージクリア毎に10個前後のスカルが入手できるようになり、またその大量のスカルを使用してもアンロックしきれないほどのトラップや武器、各種アップグレードが存在しています。プレイヤーはアンロックで新たなトラップや新規要素を試しつつ、5スカルゲットや無限モードに挑戦することが可能で、前作よりも繰り返しのプレイを苦にさせない工夫が本作には存在しています。


序盤の難所“隠れ谷”ゲームプレイ映像(2週目)

様々なコンテンツが大量に増え、かつ焼き増し感を感じさせない『Orcs Must Die! 2』。前作所持者には初代マップが登場する特典もあるので、続編を買ってから『OMD!』を購入するという流れもオススメ、体験版も配信中です。

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《ishigenn》
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