The Jace Hall Showに登場した生前のPaul Steed氏
『Quake』フランチャイズや『Wing Commander』など名作ゲームのアートワークやモデル製作に参加したことで知られるPaul Steed氏が、詳細は不明ながら死去したことが報じられています。米国の映画やテレビ、ゲーム業界にてプロデュースを務めているJace Hall氏のサイトThe Jace Hall Showにて明らかにしました。
Steed氏はOrigin SystemやElectronic Arts、MicrosoftのXbox、Atariとゲーム業界にて多数の会社と業種を渡り歩いてきた人物。2000年には『Doom 3』製作中のid Softwareより意見の不一致で退社したことをJohn Carmack氏に明らかにされ話題に。近年は3Dアートワークを製作するExigentを設立し、同社のクリエイティブディレクターを務めていました。また2008年にはGame Developers Conferenceのキーノートにも登場しています。
Jace Hall氏はSteed氏のことを“親友”と呼んでおり、業界におけるローポリ3Dモデルの先駆者の1人だったと讃えています。
(ソース: Jace Hall Show via Kotaku)
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