SCE Studio Liverpoolは元Psygnosisの名で1980年代に設立された超老舗のスタジオで、AtariやAmigaの時代から数々の作品のパブリッシングを手がけた他、1993年にソニーに買収された以降は、『WipEout』、『Colony Wars』、『Formula One』といった象徴的なシリーズを生み出し、PlayStationブランド成長の一端を担ってきた存在と言えます。
SCE Worldwide Studiosの声明によると、リソースやプロジェクトの定期的な審査を行う中で、他のスタジオが現在取り組む新プロジェクトへの出資計画にフォーカスすることになったため、欧州圏スタジオ間でいくつかの転換が必要で、Studio Liverpoolの閉鎖を決断したとのこと。
尚、閉鎖されるStudio Liverpoolのチームが拠点にしていたリバプールの施設には、WWSEやSCEEの各部署も入っており、オフィス自体は今後も運営を続けていく模様です。
PS Vitaの最新作『WipEout 2048』を担当したスタジオのSandy Lobban氏は、「今日、Studio Liverpoolの一つの時代が終わった。その一部となれたことを誇りに思う」とツイートで別れを告げています。(ソース: Eurogamer, Kotaku)
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