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昨日の『DmC Devil May Cry』のステージレポートに続き、東京ゲームショウ 2012 カプコンブースにて行われた『ロストプラネット 3』のスペシャルステージのレポートをお届けします。シリーズでは初の試みとなる海外デベロッパーSpark Unlimitedが開発を手がける今作。壇上には、プロデューサーを務めるアンドリュー・サマンスキー氏とディレクターの大黒健二氏が登場し、ゲームの解説を交えながら初公開となる電波基地ステージのデモプレイ実演が行われました。
時代背景はシリーズ一作目『ロストプラネット』よりも過去の話となり、過去作に比べても一番過酷な環境の“EDN-3rd”が舞台。これまでに登場した戦闘用ロボット“バイタルスーツ(VS)”もまだ開発されておらず、代わりに“ユーティリティ・リグ”と呼ばれる建設用の重機が登場。大黒氏いわくこの非兵器型のロボットがどのようにして戦闘を行うかが一つの見所になっているとの事。
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今回の実演デモは会場にプレイアブル出展されたものとは異なり、障害が発生した通信塔へ行き原因調査と修復を行うというミッションが披露。雪山の山頂にそびえる通信塔へ行くにはAKの巣を経由しなければならず、道中では激しい戦闘が繰り広げられていました。『ロストプラネット 3』では各種AKを“EDN-3rd”に生息する生物として捉えているとの事で、今回披露されたAKの巣をはじめ、生態系などの生きた表現に大きなこだわりを持っているとアンドリュー氏から語られました。
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山頂では巨大なサソリ型のボス“タンガント”との戦闘になり、ユーティリティ・リグのアームで敵を拘束し、自分は降機して動けなくなったところを一斉攻撃するといったプレイも見られました。過去に公開された映像からも明らかとなっていましたが、ユーティリティ・リグ搭乗時は専用のコックピック視点で操作を行う事となります。この視点はアンドリュー氏のこだわりの一つであるとの事で、建造物や大自然壮大なスケール感の表現を作中で重視しており、シリーズ登場ロボットでも最大級の大きさであるユーティリティ・リグのスケール感を演出である事を説明していました。
過去作に比べ、TPSとしても大きな進化を遂げた今作。明日から始まる一般公開にも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。尚、Game*Sparkではこの他、プレイアブル出展されたシングルプレイの試遊レポートに加え、マルチプレイレポートも掲載予定なのでご期待下さい。
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