3人の開発者によって企画されたKickstarterキャンペーン『Retro Game Crunch』が昨日より始動しました。支援者を何ヶ月も待たせない事が目標となっている『Retro Game Crunch』では、毎月支援者が提案したテーマを基に3日間でプロトタイプ版を制作・公開し、フィードバックでゲームを磨き上げ、月末に完成品をリリースするという流れで、6ヶ月の間に6本のゲームをリリースする予定なのだそうです。
出資ランクは1ドルから2,500ドルまで分かれており、6本のゲームを入手するには25ドル以上の出資が必要です(6本のゲームに加えて上記動画にも登場した『Super Clew Land』が入手可能)。更に上のランクではサウンドトラックやTシャツ、ポスターなどの特典が受けられます。
開発の進捗度はスクリーンショットの公開やブログポスト、ポッドキャストなどによって逐一報告されるとの事です。なお開発を手がけるのは以下のような実績を持つ3人です。果たしてどのようなゲームが生み出されるのでしょうか。
- Shaun Inman - Edge Magazineにて“必ずプレイすべきiOSゲーム”の1つとして選ばれた『The Last Rocket』の作者。偶数番の『ファイナルファンタジー』を好む。独立デザイナー、デベロッパー、コンポーザー。
- Rusty Moyher - Indiecade 2012のファイナリスト『Bloop』の作者。クリスマスには決まって3人の兄弟と『Starcraft』をプレイする。フィルムメーカー、ゲームデザイナー、作家。
- Matt Grimm - 『Flip's Escape』のコンポーザー及びサウンドデザイナー。NES(ファミコン)の貧弱なサウンドチャンネルを駆使するMMLの名作曲家。ファミコン版『Burger Time』の世界記録保持者。
『Retro Game Crunch』の目標金額は60,000ドル(約470万円)ですが、現在は260人以上から約9,800ドルの出資が集まっています。
(ソース&イメージ: Kickstarter via Polygon)
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