批判の的となっているのは、掲載当初のSteam商品ページにプライベートサーバーやキャラクタースキルなど現在はまだ未実装のシステムをキー要素として紹介する記述があったというもの(現在は修正済み)。この件に関しユーザー達が「詐欺だ」とSteamフォーラムにて訴えており、記事執筆中の現在、検索すると1,372件の話題から400件以上が“Scam(詐欺)”に関する話題でヒット。また海外フォーラムRedditでは、この件を伝えるスレッドに2,000件をも超えるコメントが寄せられています。

またこの件や新アップデート(※1)に関する批判がSteamフォーラムにて現在削除されている模様で、海外サイトDestructoidが掲載した批判ポストへのリンクは軒並み途絶え、Redditでもアップデートに関する不満を述べたところ“不平のみを流布しコミュニティに貢献しないユーザー”としてBANされたとの報告がなされています。
一方、開発を担うHammerpoint Interactive側は海外サイトKotakuによるEメールでの質問に返答する形で、93%のユーザーが本作を楽しんでおり『The War Z』を嫌いでプレイしないようなユーザーは7%に留まるとコメント。今回の騒動による批判が少数派による意見であるという見方を示しました。またSteam商品ページに掲載されていたキー要素に対する批判に対しても弁明しており、基本的には間違いでは無いというスタンスを通しています。
そもそも『The War Z』は賞金首システムやキャラクタースキルなど、本作の特徴として発表当時から伝えられてきたキー要素の殆どがいつ搭載されるかわからない状態が続いており、公式フォーラムなどを中心にユーザーからは不満が漏れ聞こえる状態が続いていました。今回の騒動はキー要素の誤記載に関わらず、ユーザー数の多いSteamにて配信が開始されたために発生したと言えそうです。
※1: 新アップデートにて同一キャラクターのリスポーン時間が1時間から4時間に延長された。50GC(リアルマネー)を支払うことでキャラを即座に復活できるが、そもそもキャラスキルが実装されておらず引継ぎの意味がほぼ無いので、新キャラクターを作れば代金を支払うことなく即座にプレイは可能
(ソース&イメージ: Kotaku , Destructoid)
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