『Stacking』と『Costume Quest』は共にDouble Fineが開発したダウンロードタイトル。これまでIP権利はDouble Fine側が所有していたものの販売権はTHQが有していたそうで、前回のオークションでもこの販売権に入札し買い戻しが試みられていたとのこと。
今回再びオークションにて両IPにおける販売権の買い戻しを目指すことになるDouble Fineですが、幹部のJustin Bailey氏はIP権と販売権が個別に販売される場合には価値が下がることが前回明らかとなっており、買い戻しの成否に関しては楽観視していると海外サイトIGNに対し語っています。
『Stacking』は2011年に発売されたマトリョーシカをテーマにしたADV作品で、主人公が様々なキャラクターの姿をマトリョーシカの如く着飾っていき、囚われた家族を救うという物語。また『Costume Quest』はハロゥイーンに囚われた兄妹を救いに行くというオーソドックスなRPGタイトルとなっています。海外でも良好な評価で迎えられた両作ですが、販売権が宙ぶらりんになってしまい今後購入が出来なくなってしまうという事態はひとまず避けられそうです。
(ソース: Examiner)
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