Pistonのハードウェア構成は、内部ストレージが128GBのSSD、RAMは8GB、AMDの3.2Ghz Quad Core R464(A10-4600、GPUはRadeon HD 7660Gを搭載)。なおCESでの正式発表時には、CPUやメモリをモジュラー式コンポーネントでアップグレードすることが可能であると伝えられていました。
価格はスタンダードモデルが999.99ドルとなっており、内部ストレージが256GBのSSD(プラス340ドル)か512GBのSSD(プラス750ドル)のモデルも存在、合計で3種類のプランが用意されています。なお現在は中央標準時の3月17日一杯(イベントSXSQが終了するまで)100ドル分が値引きされるセールスも実施中。予約分のPistonの出荷時期は2013年ホリデーシーズンになるとのこと。
価格10万円弱からということで、ミドルクラス辺りのゲーミングPCとほぼ同じ価格帯に位置づけたPiston。今後はリビングでの快適性を謳うBig Pictureモードとの親和性やLANパーティーで使えそうな取り回しの良さなど、Piston独自の機能や特徴をどれだけユーザーに訴えることが出来るかが普及への1つの焦点となりそうです。
(ソース: engadget)
UPDATE: 文中のSSDサイズの誤記載を修正しました。高田馬場さん、ご指摘ありがとうございます。
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