今週の気になる*Sparkは人気バンドル販売企画Humble Bundleの創始者であるインディーデベロッパーWolfire Gamesが開発するサードパーソンアクション『Overgrowth』です。本作は2005年に発売された『Lugaru』の後継作品となっており、同作が特色とした“擬人化されたウサギ達による迫力の格闘アクション”を引き継ぎ、更にパワーアップさせています。
本作の気になるポイントは擬人化されたウサギ…ではなく“Phoenix Engine”が生み出す滑らかなアニメーションと物理的な挙動です。攻撃・防御・投げなどのアクションが違和感なく繋ぎ合わされ、まるでカンフー映画のようなスピーディでカッコいいバトルが繰り広げられます。また武器を使用しての戦闘やパルクール的なアクションも可能となっています。その他、以下の様な細かい表現も本作の気になる度を高めています。
- 登り坂での前転は全然進まない（登り下りで重力の影響を受ける）。
- 刀などで斬りつけた際は正確な傷ができる。
- 傷から血が滴り落ちる。
- 宙返りした際、ちゃんと足から着地しないと失敗する。
『Overgrowth』は現在アルファ段階にあり、公式サイトで予約注文（29.95ドル）を行うとアルファ版をダウンロードしてプレイする事ができます。まだゲームとしての完成度は高くありませんが、簡易的なチャレンジモードが搭載されており、本作の特徴的なアクションを体験できます。標準でエディターが搭載されているのでカスタムマップやModの制作も可能です。
完成が非常に待ち遠しい『Overgrowth』。個人的な感想としては現段階でも十分体験する価値はあると思います。なお既に予約購入してプレイしているという方には購入者限定フォーラムにて公開されている非公式ランチャー“SUMLauncher（SettingsUpdatesModsLauncher）”をオススメ。このランチャにより『Overgrowth』本体の自動アップデートが可能になるとともに、多数のカスタムマップを楽しむ事ができます。
それでは最後に幾つかの動画をご紹介。
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