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本作は、コーエーテクモゲームス内でゲーム開発を手がける「ω-Force(オメガ-フォース)」が送る和と歴史に彩られたハンティングアクションです。歴史の闇に潜む「鬼」との終わらない戦いが続く世界を舞台に、プレイヤーは特別な力を持った「モノノフ」と呼ばれる戦士として世界を守るべく鬼と戦います。
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■「ω-Force」の新たな挑戦となった『討鬼伝』
まずは本作ゼネラル・プロデューサーである鯉沼久史氏が登場。「そもそも“ω-Force”とは、新しいものに挑戦していくというチームです。これまでは『無双』シリーズでユーザーの皆さん楽しんでいただきましたが、新規タイトルへチャレンジしていくこととなりました。そこで数ある分野の中から選んだのは、ユーザー数の多いハンティングアクションです」と、本作の制作に至るまでの過程を解説。ハンティングアクションの「ど真ん中ストレート」でありながら、コーエーテクモゲームスならではの要素を取り入れたといいます。
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また、プレイヤーの意見も積極的に取り入れていくことを明言。今回の体験会はもちろん、体験版の配信後にアンケートも行い、ユーザーのニーズに合わせた作品にしていくといいます。
■「部位破壊」や「ミタマ」をはじめとしたさまざまな要素
続いて登壇したのは、本作プロデューサー・小笠原賢一氏。キャッチコピーである「モノノフたちよ、“鬼”を討て!」が表すとおり、強大な鬼を相手に戦う緊迫感や倒したときの達成感など「ハンティングアクションの根源的な楽しさ」を充実させることがコンセプトであると強調し、鬼の部位を丸ごと切断して破壊する「部位破壊」では開発チームらしい爽快感を全面に演出。こうした部位破壊の楽しさをより高めるため、それぞれで異なるアクションを楽しめる太刀・弓・手甲・双刀・槍・鎖鎌といった6系統の武器から選ぶことができます。また、武器固有の特殊技も存在や、武器ゲージが溜まると放てる「鬼千切」という必殺技もあります。
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また「ミタマ」による強化・成長要素もポイントの1つ。実在する英雄をモチーフにしたものやオリジナルなど、じつに200以上が登場。さまざまな能力「タマフリ」を備えているのはもちろんですが、固有のビジュアルとボイスもついています。実用はもちろん、コレクションするのも楽しそうですよ。
バトルフィールドは、日本独自の「和」と、コーエーテクモゲームスが得意とする「歴史」を融合。鬼の外見も人型や鳥型、蛇のような手足を備えたものなど、バリエーションはさまざまに。キャラクターメイキング要素も豊富に用意し、武器デザインは約400種類、防具は約100種類から選ぶことができます。このほか、DLC配信でもユニークなアイテムを随時提供していきます。
PSP/PS Vitaでのクロスプラットフォームによるアドホックマルチプレイも可能で、PS Vita版はインフラストラクチャーモードに対応。友人のキャラクターをオフラインでも利用できる要素も利用できます。シングルプレイでは、イラストレーター・左氏によるNPCと共にストーリーやミッションに挑戦も可能。現在までに桜花・那木・初穂・富嶽といった4人のキャラクターが公開となっていますが、これ以外にもまだまだNPCが登場するとのこと。
■6月27日に発売日が決定!同梱版や予約特典も発表
このほか、ついに発売予定日が6月27日であることが発表となりました。4月2日よりPS Vita版(PSP版は5月を予定)の体験版を配信スタート。同日よりソニー・コンピュータエンタテイメントのコミュニティサイト「プレコミュ」でアンケートを実施し、回答者には4月25日にPSN用アバターが特典として配信されます。
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さらに、PS Vita同梱版として「PlayStation Vita『討鬼伝』鬼柄」も発売が決定。限定特典として、ミタマ「一寸法師」が先行で手に入るダウンロードシリアルが封入されます。白い本体には、墨で描いたような迫力ある鬼をデザイン。ファンなら是非とも手に入れたいですね。早期予約特典には、体験版から使用できるミタマ「桃太郎」を用意し、通常の予約特典としてミタマ「新島八重」のダウンロードシリアルを入手できます。なお、新島八重のデザインは未発表ですが、小笠原氏によれば「大河ドラマにも負けないくらい、非常に美しいデザイン」になるようです。
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発売に先駆け、4月下旬よりオリジナルストーリーを楽しめるコミカライズも公開。角川書店「サムライエース」とソニーの電子書店ストア「Reader Store」と連携し、PS VitaまたはAndroid搭載端末で閲覧することができます。作画には彩乃浦助氏を起用し、デザインの一部も披露となりました。狐の面を被ったモノノフが、どのような活躍をするのか期待が高まります。
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続いて、試遊の模様をお伝えします。
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■系統の異なる武器から、自分にぴったりのタイプを選ぼう
巨大な鬼「ミフチ」をどのように討伐するかをNPCとの協力プレイで解説したシングルモードの後、シングルプレイとマルチプレイを体験できました。なお、今回の「アクション体験版」では、キャラクターメイキングの要素が一部制限されているほか、武器は太刀・手甲・鎖鎌・弓の4種類のみ選択可能です。
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□ボタン△ボタンで武器による攻撃をおこない、○ボタンでは武器ごとの特殊攻撃を行えます。Rボタンを押しっぱなしにすると「鬼祓い」ができ、×ボタンでは回避やダッシュ、フィールド上にあるさまざまなオブジェクトに触れた際の決定として使用。確実に部位破壊できる強力な一撃を放つ「鬼千切」は△と○の同時押し、Rを押しながら○×□△を押すと、ボタンに対応した「タマフリ」を発動できます。
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太刀はバランスの取れた攻撃パターンを備え、手甲は動作がやや鈍いもののより強力な攻撃を放つことが可能。鎖鎌は近〜中距離攻撃に対応したテクニカルな武器で、弓は遠距離からも攻撃できます。アクション初心者はまず太刀が無難ですが、慣れたユーザーはトリッキーな動きを楽しめる系統を選ぶのも面白そうですよ。武器の使い方を学べるチュートリアルも用意されているので、まずは「戦闘解説書」から練習してみましょう。
■「部位破壊」を繰り返し、鬼の生命力へダメージを与えよう
鬼は非常に強力な力で体を守っているため、まずは体のさまざまな部位を破壊して生命力にダメージを与えられるようにしなくてはいけません。そこで、モノノフの特殊能力「鬼ノ目」を使い、部位破壊できる部分を探します。鬼ノ目では、ゲージによる鬼の体力確認やダメージの届いている部位も分かりますが、気力ゲージが減るので使いすぎには注意です。
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鬼は部位破壊を行うと「マガツヒ」という状態になり、ここで初めて生命力にまで攻撃が届くようになります。しかしマガツヒは長く続かない上に、一定時間が経過すると部位破壊を行っても再生してしまいます。そこで鬼祓いを使用し、破壊した部位を浄化して再生できないようにしましょう。
鬼祓いされた部位は、マガツヒ後でもダメージが通りやすくなるほか、さまざまな素材が手に入るので積極的に行いましょう。複数人で行うと、より素早く浄化できます。さらに一定時間内であれば、倒れてしまった仲間を鬼祓いで蘇生させることも可能。蘇生後は体力が非常に少なくなっており、鬼が襲い掛かってくると一斉に巻き込まれてしまうため注意してください。
■状況に合った「ミタマ」を選んで鬼を倒そう!
プレイヤーが装備できる武器・防具に加え、重要な要素となるのが「ミタマ」です。攻撃力の強化や回復といった、効果の異なる「タマフリ」を4種類使うことができるので、敵や編成によって付け替えてみるのもよさそうです。それぞれ「攻」「防」「癒」「隠」といったスタイルがありますが、なかには全く違うスタイルも存在します。
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タマフリには回数制限がありますが、フィールドには体力やタマフリの回数を回復してくれる石があるため、ピンチの時には×ボタンで「祈る」を行いましょう。また、キラキラと光るオブジェでは素材を拾うことができますが、体験版ではまだ活用できません。
こうしてミタマや武器攻撃を駆使して追い詰めていきますが、鬼が暴走状態の「タマハミ」となることも。攻撃パターンが変化するほか、凶暴になるので無理な攻撃は控えたほうがいいでしょう。
今回は、開発陣から「非常に手強い」という鬼の「ゴウエンマ」にマルチプレイで挑戦。一撃が非常に重いだけでなく尻尾による複雑な攻撃を繰り出され、気が付くとすぐにキャラクターが倒れてしまいました。メンバーのほとんどが回復系のミタマを装備したこともあり、部位破壊への決定打が足りずプレイヤー側の体力が徐々に削られていくことに。回復でしのぐも力及ばず、合計3度倒れたことでミッション失敗となってしまいました。
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こうした大型の鬼だけでなく、小型の鬼を倒すタイプのミッションもあります。まずはこうした簡単なミッションで腕を磨き、強そうな鬼に挑むのがよさそうです。まずは、まもなく配信となる体験版でしっかりアクションを楽しみ、要望があればぜひアンケートに回答してみてください。
『討鬼伝』は6月27日発売予定。価格はPS Vita版が6,090円(DL版は5,400円)、PSP版が5,040円(DL版は4,500円)、「PlayStation Vita 討鬼伝 鬼柄」同梱版は26,070円(税込)です。
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(ソース: 討鬼伝, プレコミュ)
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