海外サイトKotakuが2人の関係者より確認したところによれば、この新たな『Battlefront III』とは小規模プロジェクト“Version Two“としてレイオフが実施される前まで開発が進められていたもので、Lucas Arts側はこのプロジェクトを『Battlefront III』として世に送り出すつもりで方向転換を予定していたそうです。
あわせてリークされたゲームプレイ映像では、強大なAT-ATウォーカーやスピーダー・バイクが縦横無尽に動きまわるダイナミックな戦場が確認可能。後半のフッテージではXウィングやTIEファイターも登場する空中戦が繰り広げられ、グラフィックやゲームプレイを見る限りでは開発はかなり進んでいたのではないかと予想されます。
レイオフが実施され自社内開発からライセンス業務へと移行する直近まで、『Star Wars 1313』やFPSタイトル『Star Wars: First Assault』、そしてこの“Version Two”を開発中だったと伝えられているLucas Arts。これらに加えて、『Splinter Cell』のデザイナーであり『Far Cry 2』のディレクターでもあったClint Hocking氏が手がけていたiOSゲームや、大人気ソーシャルゲーム『Farm Ville』風の“Outpost”なる作品も水面下で進行中だったと関係者たちは伝えています。
なお海外サイトKotakuは、Electronic ArtsがLucas Artsを買収する動きを見せていたとも2人の関係者を通して伝えていますが、この計画は『SimCity』における混乱やCEOのJohn Riccitillo氏の退任により頓挫したとのこと。またEAもこの件に関してはEAレーベルのプレジデントFrank Gibeau氏が直々に現時点で主要な買収計画は一切存在しないとKotakuに対し伝えています。
(ソース&イメージ: Kotaku , YouTube@punish)
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