
『L.A. Noire』発売後に相次いだトラブルにより閉鎖の危機に陥るも、新たに映画『マッドマックス』シリーズの監督ジョージ・ミラー氏が設立したKennedy Miller Mitchell(KMM)の下で次世代機向け新作『Whore Of The Orient』を開発していたオーストラリアのデベロッパーTeam Bondiが閉鎖されたとの噂が浮上しています。
複数のソースからは昨年末にWarner Bros.が『Whore Of The Orient』のパブリッシャーを降りた事が閉鎖の理由であると報告。現時点でパブリッシャーが不在である事はKMMのDoug Mitchell氏も認めており「Whore of the Orientはユニークで素晴らしい物語及びゲームであり、私達はまだ積極的にパートナーとなる出資者を求めています」とMCVに伝えているものの、Team Bondiの閉鎖については肯定も否定もしていないようです。
その他にも「レイオフは実施されたがスタジオは閉鎖されていない」、「2013年4月5日にKMMのゲーム部門がWhore Of The Orientのリードエンジンプログラマーを募集していた」、「開発は保留状態」など様々な情報が錯綜しており、何が起きているのか把握できない状況となっています。
ゲーム業界の探偵的存在とも言えるsuperannuation氏は今回の件に関して「新たなパブリッシャーとの新たな契約は4月に行われると予想される」と伝えているので、今後さらなる新情報が出てくるかもしれません。
(ソース&イメージ: Kotaku Australia, VG247, Polygon, GamePolitics)
【関連記事】
Team Bondi新作『Whore of the Orient』は『L.A. Noire』と同形の作品に
『L.A. Noire』のTeam Bondiが次世代機向け新作タイトル『Whore Of The Orient』を発表
『L.A. Noire』の開発元Team Bondiが閉鎖の危機
Team Bondi: 『L.A. Noire』では新技術により“不気味の谷現象”を克服