Nordic Gamesプロデューサー「四騎士の物語はまだ語り終えられていない。今のところウォーとデスの物語は知っているが、では他の2人は?いったいどうなったんだ?君たちは『Darksiders』と『Darksiders II』で何が一番楽しかった?何が一番嫌いだった?次に作られるべきなのはどんな『Darksiders』だろうか?」
プロデューサーは現時点では『Darksiders』次回作の開発チームも定まっておらず、将来的なプランは白紙の状態であることを注意しましたが、一方で「1つだけ確かなことは、四騎士の物語が終わっていないということだ」と次回作に対する意欲を見せつけています。
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なお『Darksiders』フランチャイズの権利取得に関しては、元開発スタジオであった今は亡きVigil Gamesのスタッフで構成されたCrytek USAも買収する意思を表明していましたが、今回のオークション結果ではオリジナルの開発スタッフ達では無く第三者のNordic Gamesに権利が行き渡った形となっています。
一方でNordic GamesのCEOであるLars Wingefors氏は「長いあいだ我々は、これらのタイトルの続編や追加コンテンツをオリジナルのクリエーター達やベストなデベロッパー達と共同で開発することを望んでいた」と公式声明を発表し、取得したフランチャイズのオリジナルの開発者やベストなデベロッパー達と共に協力していきたいとの考えを示しました。
海外の報道では今回の再オークションにて『Homeworld』や『Drawn to Life』を除くほぼ全てのIP権利を手中に収めたとも伝えられているNordic Gamesですが、Wingeforcs氏は獲得したIPを即座に数百万ドルを生むようなプロジェクトへと導くのでは無く、自社で分析を進め、新たな続編を展開させるためそれぞれの財政モデルを適切に選択することが重要であるとも語っています。
(ソース: Nordic Games)
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