破産申請によれば、TimeGateはゲームデベロッパーを中心に構成された50弱の債権者より1千万ドルから5千万ドル(1ドル=100円として10億円から50億円)の負債合計を抱えているとのこと。債権者にはUnreal EngineのEpic GamesやオンラインゲームサービスのAgora Games、トランスメディアデベロッパーDJ2 Entertainmentなどが含まれ、ゲームエージェンシーのBirthplace Management Groupからは2万539.20ドル以上、また地元のピザ屋からも34.80ドルの負債があることが伝えられています。
また今回の破産申請では『Section 8』のパブリッシャーSouthpeak Interactiveも債権者となっています。先日もお伝えしたように、Southpeakは『Section 8』の開発にてリソースを十分に注ぎ込まなかったとしてTimeGateを訴訟(ただし事の発端はTimeGateによるSouthpeakへのローカライズの不足を理由にした訴訟)、裁判はSouthpeak有利で進み、さらに上訴が中止されたためTimeGate側が735万ドルと『Section 8』の全権利を失う見込みとなっていました。
TimeGate Studiosは今年4月にもF2Pの新作シューター『Minimum』を正式発表したばかりとなっていますが、この新作やスタジオの今後の動向については続報が待たれるところとなっています。
※連邦倒産法第11章(Chapter 11)
再建型倒産処理に関する法律。経営陣を変えることなく、また債権者自らが処理や事業の立て直しを進めることが可能で、国内では民事再生法に近い。
再建型倒産処理に関する法律。経営陣を変えることなく、また債権者自らが処理や事業の立て直しを進めることが可能で、国内では民事再生法に近い。
(ソース: Polygon)
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