公式声明にてTrion Worldsは、今回のレイオフは急速に変化する業界の中にてベストな立ち位置を得るためF2P作品の拡充と共に進められた再編成であるとしており、6月からF2P化される『Rift』や製作中のタイトルに影響は無いと明言しています。現在Trion Worldsは『Rift』のF2P化を進めているほか、新たなF2P作品であるPetroglyph Games開発の新作MMORTS『End of Nations』のパブリッシングを担う予定です。
レイオフの詳細な状況は伝えられていませんが、独自のソースから情報を得た海外サイトIGNは、各スタジオのシニアレベルの開発者を含む8割のスタッフがレイオフの対象になったと報道。また新作『Defiance』を製作したThe San Diegoスタジオでは厳しい人員整理が行われたとも伝えました。
またこれに加え業界ニュースサイトGamasutraでは、会社全体の半分以上の社員がレイオフされ、特にオースティン、レッドウッド周辺、そしてサンディエゴのチームに大きな影響が出たと伝えられており、『Defiance』を手がけたサンディエゴのチームは消滅したとも報じています。
今年4月に発売された『Defiance』は海外メディア勢から芳しく無い評価にて迎えられましたが、5月には登録者が100万人を突破したことも伝えられていました。
(ソース: IGN , Gamasutra)
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