インディースタジオAAD Gamesが手がけるファーストパーソンのオープンワールドRPG『Frontiers』ですが、クラウドファンディングサイトIndiegogoでのキャンペーンがキャンセルされ、新たにKickstarterでのキャンペーンがスタートしました。
IndiegogoからKickstarterに乗り換えた理由は開発者のLars Simkins氏がAAD Gamesのブログにて詳しく説明していますが、どうやらIndiegogo側が申し出たメディア露出が殆ど行われず、多くの注目を集める事ができなかった事が大きな要因となっているようです。その他、Indiegogoのコメントやアップデートシステムが直感的ではない事や、同サイトゲームセクションのトップページにリストされていながら12時間で新たに寄付したのは2人だけだった事など、幾つかの不満も語られています。
「IndieGoGoはキャンペーンを露出する約束で私の気を引きました。そして私はそれを信じました。 - しかしプラットフォームには実質的なゲーミングオーディエンスがいません」
Lab Zeroが手がけた『Skullgirls』のようにIndiegogoで大成功を収めたゲームもあるため、Simkins氏の意見が全面的に正しいというわけではありませんが、先日よりスタートしたKickstarterでは既に目標金額(50,000ドル)の半分を超える27,000ドル以上が集まっているので乗り換えは正しい判断だったと言えるかもしれません(ちなみにIndiegogoで集まったのは最終的に10,356ドル)。
Kickstarterキャンペーンの終了は27日後の7月17日。この調子で行けば目標達成もそう遠くはないでしょう。なおIndiegogoキャンペーンで集まった寄付は全額払い戻されるとともに、同キャンペーンで寄付を行ったユーザーにはスペシャルボーナスが提供されるとの事です(Kickstarterキャンペーンへの寄付の有無に関わらず)。
それでは最後にゲームプレイシーンを含む幾つかの映像をご紹介。
(ソース: AAD Games via Polygon)
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