昨年4月にXbox 360時限独占にてリリースが開始された『Fez』ですが、同年夏には配信したパッチに不具合が存在することが発覚。不具合を取り除いたパッチを配信するには再びMicrosoftの認証手続きが必要となり、小規模な独立系スタジオにとっては高額な何万ドルもの手数料が要求されることになると、PolytronのPhil Fish氏はブログにて吐露していました。
PolygonによるメールインタビューにてFish氏は、次世代機Xbox Oneにて発表されていたオンライン認証などのポリシーに関しても「ジョークだと願いたい」と触れ、「Microsoftはコンソールを自身のために作っている。ゲーマーのためでは無い。開発者のためでは無い」と批判。昨日のポリシー変更後も「特に変わったようには思えない。アンチインディーポリシーについては何も変えていない」とコメント。一方でPlayStation 4に関しては全ての成り行きに関して語るのは時期尚早だとしながらも、「彼らのハートは正しい位置にあるようだ」と述べ、インディーゲームに対するソニーの姿勢には好感を持っていることを示しました。
またTwitter上でもFish氏は「もし彼らが動くならXbox Oneで開発するが、恐らくそれはないだろうな」とツイート。「自分のゲームは全部のプラットフォームで配信したいが、Microsoftはそれを不可能にする。恥ずかしいことだ」と改めてMicrosoftの姿勢を批判しています。
(ソース: Polygon)
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