今週金曜日にバルセロナで開催されたGamelabカンファレンスにて、この主張を展開したSchell氏は、ゲームのリサーチ及びコンサルタント会社のEEDARによって集計されたXbox 360ゲームの平均セールスデータを公開。これはゲームを体験版やトレイラーの有無に分類し、発売から6ヶ月後のセールスデータを集計したもので、その中で最も数字が伸びたのは“トレイラーのみ”のゲームとなり、平均セールスは52万5千本に。
一方で“体験版のみ”のゲームは同じ期間の集計で20万本にとどまる結果となり、さらに“トレイラーと体験版”を用意したタイトルは25万本とトレイラーのみのゲームに比べて大きく数字が減少している事が確認出来ます。また何も用意されなかったゲームは平均で10万本を切っているようです。
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しかし実際に体験版がセールスの直接的な低下に起因しているかは定かではなく、また発売時はトレイラーのみのカテゴリに属されるCall of Dutyの様なベストセラーゲームも、発売より数ヶ月後に体験版を配信している為、その状況がデータに反映されているかは不明確である点も指摘されています。(ソース: CVG)
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